2018/07/21な行
(回答)現在、東京都中央区にある日本橋が架橋された年は、『江戸の橋』(【資料1】)によれば、公式な記録がないため複数の説があるとしています。代表的なのは慶長8(1603)年説、慶長11(1606)年12月8日以前説、慶長17(1612)年以後説などです。『江戸学事典』(【資料3】)、『中央区史』上巻(【資料4】)は慶長...
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2018/07/21な行
(回答)現在、東京都中央区に架かっている日本橋は、明治44(1911)年に架け替えられたものです。何代目かについては諸説ありますが、すべての架け替え記録が残っていないため正確な回数は不明です。回答プロセスをご参照ください。(回答プロセス)『東京都江戸東京博物館調査報告書 第16集 』(【資料1】)は【資料2...
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2016/04/01な行
【資料1】『日本経済史 近世-現代』p.257表17-1によると日露戦争軍事費のうち、財源を公債・国庫債券および一時借入金とする金額は1、555、872千円、全体の78%を占める金額でした。公債の発行内容については【資料2】『近代日本戦争史 第1編 日清・日露戦争』p.582表3、p.585表4にて確認することができます。1905年に締結...
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2015/09/24な行
模型は現存するいくつかの史料を参考にしており、図面は館蔵図書としてはありません。 (回答プロセス) 【資料1】『復原・江戸の町』に模型作製時に使用した参考史料名が記載されている。それによると、「図面は、安永9年(1780)と明治元年(1868)の二種類」あるとし、そのうち前者の図は表題に「両国橋杭梁行桁絵図...
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2015/08/19な行
明確な由来は不明ですが、寒がりな猫が乗っても不自然ではない部分ということから、猫と関連付ける文献が見られます。 (回答プロセス) 【資料1】『日本国語大辞典』第15巻 によれば、「ここによく猫がうずくまるのでいう」。【資料2】『大江戸復元図鑑 庶民編』によれば、「猫が上で丸くなって寝ることから名づけ...
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2015/06/08な行
【資料1】『東京都江戸東京博物館調査報告書 第16集 日本橋 平成13年度シンポジウム報告』によると「中布板と言います。ここで半分ずつ接いで、左右に水勾配を付けている」と書かれています。また【資料2】『東京人』(no.243,第22巻第9号(2007.8))には、「橋の中央には、センターラインのように中布板が取り付けられ、...
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2015/06/08な行
【資料1】『とっておき江戸おもしろ史談』に「江戸城中の刃傷史」あり。 【資料2】『営中刃傷記』は寛永4(1627)年から文政6(1823)年に起きた柳営中の刃傷始末を年代順に編纂したもの。 【資料3】『近世事件史年表』に「営中刃傷一覧」事件別年表あり。 (参考資料) 【資料1】『とっておき江戸おもしろ史談』稲垣史...
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2015/06/08な行
当館展示室にある日本橋復原模型は、図面から復原したのではなく、文書史料や絵画を参考に設計図を起こしています。復原の調査・設計の経緯は『復原・江戸の町』(波多野純著 筑摩書房 1998 2136/ 597/098)を参照ください(同書に復原図面の一部分掲載)。『模型でみる江戸東京の世界』(東京都江戸東京博物館)に...
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2015/06/08な行
いわゆる「二重橋」は俗称であり、正式名称は手前の石橋が「正門石橋」、奥の鉄橋が「正門鉄橋」です。「二重橋」という名称については、石橋が二重アーチの橋桁を持つことからと言う説、石橋と鉄橋が外から見ると二重に見えるところから、両橋をあわせて二重橋と称されたという説が有名です。しかし実際は、現在鉄橋(...
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2015/06/08な行
右手右足、左手左足が同時に出るような動きを「ナンバ」といいます。 「ナンバ」という語源については「骨筋の違うという意から、骨筋の違いをなおす医者が大阪の難波にいたのでそれからきたという説」「南蛮人すなわち外国人の動作からきたのだという説」(『演劇百科大事典4』平凡社7703/1/4)など諸説あり、はっき...
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2015/06/08な行
人相書の成立年代ははっきりしませんが、実際に整備されたのは寛保2年(1742)に成立した「公事方御定書」によるものとされています。しかし、全ての犯罪に適用された訳ではありませんでした(『徳川幕府事典』竹内誠編,東京堂出版,2105/1142/003より)。人相書とは当該人物の顔つきや身なりを文章で箇条書にしたもの...
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2015/06/08な行
もっとも有名な本所七不思議をあげると、「置いてけ堀」「狸ばやし」「馬鹿ばやし」「送り提灯」「落葉無き椎」「津軽屋敷の太鼓」「片葉の葦」 「あかりなしの蕎麦屋」「消えずの行灯」「足洗い屋敷」「送り拍子木」の話などが伝えられています。この中のどれをもって七つとするかは諸説がある ようで、「麻布七不思...
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2015/04/01な行
1911年(明治44)に架けられ、現在も使用されている石造の日本橋の設計図は、『工学会誌』第32輯359巻に掲載されています。(公益社団法人土木学会付属土木図書館ホームページ内のデジタルアーカイブス(備考※1参照)で公開されています。) (回答プロセス) 『工学会誌』第32輯359巻以外に、土木学会『Web版 行動する技...
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