2018.03.13その他
江戸東京博物館の常設展示室再オープンまで数週間と迫ってきました。
エレベーターやエスカレーターの工事は続いていますが、開館に向けて準備を着々と進めています。
先日は模型の清掃を行いました。
休館の間に溜まった埃を払い、資料の展示に適した環境を整えます。
高さが約9mある「芝居小屋 中村座」も、屋根の上や高所作業車から、溜まっている埃を丹念に払っていきます。
中村座の他にも、「朝野新聞社」や「下町の庶民住宅」など、展示室にある大きな模型も、一つ一つ綺麗にしていきます。
ジオラマはとても緻密に作られているので、壊れないように細心の注意を払わなくてはいけません。
細いノズルの先から弱い風を吹き付けて、舞い上がった埃を掃除機で吸っていきます。
埃を払いながら、壊れている箇所のチェックや補修もしていきます。
こうした清掃作業は、開館中も休館日などに定期的に行っていますが、半年ぶりの開館ですのでよりよい環境でみなさまをお迎えできればと思います。
4月の再オープンまで、もうしばらくお待ちください。