七夕の由来について。(2002年)

2015/06/08

 七夕は五節供のひとつで、五節供は江戸幕府が制定したといいます(『節供の古典-花と生活文化の歴史-』雄山閣出版 1993年 3861/83/93)。  『日本まつりと年中行事事典』(桜楓社 1983年 3861/3/83)をみると、「旧暦7月7日に行われる行事をいう。近年都会では新暦7月7日に行い、また月遅れの8 月7日という地方も多い」とあります。江戸の七夕について『東都歳事記2』(平凡社 1970年 3861/29/2)でしらべると、東京の七夕について「亀戸天満宮七夕和歌連歌會」「七夕立花會東本願寺(淺草)西本願寺(築地)各数瓶の立花、砂の物あり、諸人見物をゆるす」とあります。『江戸東京学事典』(三省堂  1988年 2913/506/88)には、阿佐ヶ谷七夕祭「昭和三一年(一九五六)からはじまり、いまや東京の名物となった七夕行事である」とあります。

 

(参考資料)

『節供の古典-花と生活文化の歴史-』(雄山閣出版 1993年 3861/83/93)

『日本まつりと年中行事事典』(桜楓社 1983年 3861/3/83)

『東都歳事記2』(平凡社 1970年 3861/29/2)

『江戸東京学事典』(三省堂 1988年 2913/506/88)

 『図解江戸の四季と暮らし』(河合敦/監修 学習研究社 2009年 3821/326/0009)p.96

(類似事例)

「7月7日七夕はそうめんの日?」 http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000154291window open

 

江戸東京博物館収蔵品検索 「子宝五節遊 七夕」  https://www.edohakuarchives.jp/detail-3675.html

 

(レファレンス協同データベース版)http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000013858window open