えどはくスペシャル公演「はじめての三曲」(11月11日@八丈町多目的ホール・おじゃれ)

2023.12.11イベントレポート

令和5年度「観る・学ぶ・楽しむ えどはくスペシャル公演」の第三弾「はじめての三曲」を11月11日(土)八丈町多目的ホール「おじゃれ」で開催しました。

 

いざ八丈島へ!

 

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今回は事前準備があるので、公演前日の11月10日(金)に八丈町に到着。

雨が降っていたので、空港をでると見えるはずの八丈富士も残念ながら雲で覆われていました。

 

八丈町多目的ホール「おじゃれ」到着

 

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こちらが会場の八丈町多目的ホール「おじゃれ」です。八丈の「海」と「光」をテーマにしたこのホールは客席数462席の立派な会場です。ちなみにホール名の「おじゃれ」とは、八丈島の方言で「ようこそ」「いらっしゃいませ」という意味だそうです。

 

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スタッフ・演者は会場に到着早々、明日の公演に向けて準備開始! リハーサルにも熱が入ります。

 

えどはくスペシャル公演「はじめての三曲」スタート

 

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11月11日(土)13時から「さくら~壱越(いちこつ)」で公演がスタートしました。この公演では演奏前に曲や楽器について演者から解説があり、初めてお聞きになる方にも楽しめる構成になっていました。

 

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2曲目「八千代獅子」(やちよじし)、3曲目「千鳥の曲」の演奏では、筝、尺八、三絃(さんげん)の繊細で美しい音色が会場全体に響き渡りました。

 

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4曲目は2本の尺八による「鶴の巣籠(すごもり)」。
この曲は2羽の鶴が鳴きかわすさまが表現されており、尺八が織りなす多彩な音色に、客席もグッと引き込まれていきました。

 

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5曲目「六段の調(ろくだんのしらべ)」、6曲目「春の海」はお正月になるとよく耳にする曲です。
流れるようなきらびやかな旋律の中、心地よくゆったりとした時間が流れていきました。

 

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7曲目のテレビアニメ「鬼滅の刃」のオープニングテーマ曲「紅蓮華(ぐれんげ)」では、筝、三絃、尺八と十七弦(17本の弦の筝)のスピーディーで力強い演奏は聴く人すべてを魅了しました。

 

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まとめ

 

「飛騨によせる三つのバラード」の壮大でドラマティックな演奏で公演は終了。会場からは温かい拍手をたくさんいただきました。

初の八丈町で開催した本公演は、お陰様で多くのお客様にご来場いただきました。
ご来場いただいた皆さま、開催にご協力いただいた皆さま、心より感謝を申し上げます。

 

次回の「えどはくスペシャル公演」は、国分寺市立いずみホールにて「弁士とピアノ演奏付き無声映画」をお届けいたします。無声映画の名作を活動弁士ハルキによる語りと新垣隆氏によるピアノ演奏でお楽しみください。

 

 


 

八丈島おすすめスポット

今回の公演では前日に八丈町を訪れることができましたので、事前準備終了後、八丈町多目的ホール近くの「八丈島歴史民俗資料館」(東京都八丈島八丈町大賀郷2466-2)を見学しました。

 

「八丈島歴史民俗資料館」は八丈支庁展示ホール内にあり、入館料は100円で見学できる施設です。

 

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入館するとすぐ目の前に、八丈島のジオラマが展示されています。
このジオラマでは八丈島の地形の紹介とともにその成り立ちが紹介されていました。

 

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八丈島は伝統工芸「黄八丈(きはちじょう)」が有名ですが、展示解説によると明治22年頃までこのような地機(じばた)が使用されており、その後、高機(たかばた)が全島に普及し、地機は使われなくなったそうです。間近で貴重な展示を見ることができました。

 

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こちらのブースでは農耕具、漁具の展示とともに、八丈島の林業、漁業、産業についてパネルで紹介しています。パネルには「クサヤ」や「島酒」などの名産品についての解説もありました。

 

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館内には数多くの展示があり、八丈の人々の生活や歴史についてとても分かりやすく展示されています。 みなさまも八丈島に出かけた際は、「八丈島歴史民俗資料館」を訪れてみてはいかがでしょうか。