12月16日(金) 道具で学ぶ 昔の暮らし@東京都立久我山青光学園

2023.01.31えどはく移動博物館報告

視覚障害教育部門小学部のみなさんと昔の道具について学習しました。

 

道具を並べて待っていると、「楽しみー!」とワクワクした様子で元気に子供たちが入ってきてくれました。

 

ぐるっと一周、たくさんの道具を用意しました。

順々にさわったり、学芸員から話を聞いたりしながら体験していきました。

 

手回しのミシンと蓄音器はハンドルを回せば今でもきちんと動きます。

 

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電気を使わないミシンに、みんな興味津々。

交替でハンドルを回し、針が動く様子を真剣に観察していました。

 

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レコードには細かな溝として音が記録されています。

手で持つとCDより断然大きく、重さもずっしりしていることが分かります。

どんな音がするかは最後のおたのしみ。

 

アイロンは炭から電気を使うように変わっていきました。

 

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戦時中には、不足した金属にかわって陶器で作られたフォークやナイフ、貝殻で作られたおたまもありました。

 

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黒電話とプッシュホンは今回なんと繋いで通話ができるようにしました。

 

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ダイヤルを回して、もう1台からリリリーンと音がすると子供たちは大興奮!

ちゃんと受話器から相手の声も聞こえます。

昔の受話器が重たいことも新たな発見です。

 

さらに兜の複製をかぶってみたり、江戸東京博物館の建物やロゴマークも紹介したりしました。

 

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そして最後に、みんなが気になっていたレコードの音を蓄音器で実際に聴いてみました。

 

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みんな静かに耳を澄まして音に集中していました。

 

今回、道具の仕組みや重さ、使い心地、今との違いなど、実物をさわってわかったことや気が付いたことがたくさんあったようです。

授業が終わって教室へ戻るときも、「楽しかった!!」と最後まで元気いっぱいで、あっという間の60分でした。