2015/08/19
明確な由来は不明ですが、寒がりな猫が乗っても不自然ではない部分ということから、猫と関連付ける文献が見られます。詳しくは下部「回答プロセス」と「参考資料」をご参照ください。
(回答プロセス)
【資料1】『日本国語大辞典』第15巻(日本大辞典刊行会編 小学館 1989年 8131/1/15-S00 p.620)
「ここによく猫がうずくまるのでいう」。
【資料2】『大江戸復元図鑑 庶民編』(笹間良彦著画 遊子館 2001年 3821/290/001 p.180)
「猫が上で丸くなって寝ることから名づけられた」とある。
【資料3】『絵でよむ江戸のくらし風俗大事典』(棚橋正博,村田裕司編著 柏書房 2004年 3821/297/004 p.195)
「寒がりの猫がこの上で丸くなったから名付けられたというが…。」
【資料4】】『ねこと国芳』(金子信久著 パメラ三木,カーステン・マッカイバー訳 パイインターナショナル 2012年 7218/509/0012 p.18)
浮世絵『妙でんす十六利勘 古那損者』(備考※1)には、猫板を踏み台に主人らしき女性の懐に入ろうとする猫について「少しでも暖かい場所を察知し、そそくさと移動するしたたかさ」と説明されている。
下部「参考資料」【資料5】~【資料8】には長火鉢の説明あるが、語源の説明はなし。
(参考資料 )
(備考)
※1 『妙でんす十六利勘』一勇斎国芳(国立国会図書館デジタルコレクション) http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1308437
(2015/6/12確認)
※2 鈴本演芸場(「豆知識」) http://www.rakugo.or.jp/hibachi-ohitsu.html
(2015/6/11確認)
※3 府中家具木工資料館(「展示品の紹介」) http://www.fuchu.or.jp/~kagu/museum/mingu/nagahibachi.htm
(2015/2/20確認)※2018年閉館
※4 『時世粧菊揃 つじうらをきく』一勇斎国芳 (国立国会図書館デジタルコレクション) http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1309282
(2015/6/16確認)猫板の上ではないが猫が長火鉢に寄り添っている。
(レファレンス協同データベース版)http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000168070![]()
