2015/06/08
以下のように諸説あります。
【資料1】『日本国語大辞典』第16巻によると、「初めは観客が贔屓の俳優に花(祝儀)を送るために設けられたものであった」「平安時代、相撲節会に出場した力士が左方が葵、右方が夕顔の造花をつけて入場したという故事による」。
【資料2】『歌舞伎のことば』によると、「花道は、その起源も語源もあきらかではない」。
【資料3】『歌舞伎ことばの辞典』によると、「なぜ花道と言われるようになったかは、ハナ(祝儀)を贈る人が通るから、花のような俳優の道だから、等々の説があるが、どれも決定的な根拠はない」。
【資料4】『相撲大事典』によると、力士が髪に花を挿して歩いた故事による。
(参考資料)
【資料1】『日本国語大辞典』第16巻 日本大辞典刊行会編 小学館 1989年 8131/1/16-S00 p.379
【資料2】『歌舞伎のことば』渡辺保著 大修館書店 2004年 7740/195/004 p.84
【資料3】 『歌舞伎ことばの辞典』(講談社ことばの新書 18)服部幸雄監修 赤坂治績執筆 講談社 2000年 7740/177/000 p.155
【資料4】『相撲大事典 第2版』金指基原著 日本相撲協会監修 現代書館 2007年 7881/33/007 p.170
(備考)国立国語研究所( http://www.ninjal.ac.jp/ )(2014/4/4確認)
(レファレンス協同データベース版)http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000098976