2020/12/25その他
クリスマス、お正月をSTAY HOMEで過ごしていただくためのコンテンツとして、「あつまれ どうぶつの森」の世界で自由に飾れる、江戸東京博物館所蔵資料をマイデザインで公開いたします。イーゼルに飾ったり、壁や床に貼ったりしてお楽しみください。
今月は、江戸東京博物館所蔵資料のうち、「お正月」「江戸のスポーツ」をテーマに厳選してご紹介します。
武蔵野図屏風(左隻)部分
秋草とススキが生い茂る大地から月が顔をのぞかせ、野辺の一面に広がる金雲の向こうには富士山も描かれる。万葉の時代から和歌に詠まれた武蔵野は、現在の東京の西郊にあたり、その原風景をとらえた屏風である。
名所江戸百景 するがてふ 歌川広重
三井越後屋の江戸本店があった「駿河町」の町名はここから見る富士山の眺望に由来するといわれる。
冨嶽三十六景 凱風快晴 葛飾北斎
赤い山肌の富士山を描く。「凱風」とは南風のことで初夏のそよ風のことをいう。
冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏 葛飾北斎
力強く立ち上がる大波に対峙する富士山の図。静と動の対比によって雄大な景色を表現している。
鷹 葛飾北斎
うちわの絵柄として作られたユーモラスな鷹。当時の浮世絵は実用的なものも多かった。
宝船絵 橘秀山
良い初夢を見るためには、枕の下に宝船の絵を敷くとよい、とされ、正月の江戸の町には、「おたから、おたから」の売り声とともに宝船の絵を売り歩く「宝船売り」が現れ、お正月の風物となった。
疱瘡絵(赤絵)みみづく 歌川国芳
江戸ではさまざまな流行病が絶えず流行し、人々に恐れられていた。疱瘡よけとして効果があると信じられていた赤色で描かれた絵をお守りとした。
人魚の出現とその予言を報じた刷物
「アマビエ」のバリエーションの一種。19世紀に入ると、自分の姿を写せば疫病を回避できる、と告げる存在を描いた刷物が数々版行された。
雷電為右ゑ門 勝川春亭
最強の力士といわれる雷電為右ゑ門の全身像。21年間の力士生活の中で敗れたのは10回のみだとされている。
北斎漫画 四編 葛飾北斎
『北斎漫画』は葛飾北斎による絵手本集。さまざまな方法で泳ぐ人の様子が描かれている。「浮腹巻」という当時の浮き輪らしきものを使っている
東海道之内 京 大内蹴鞠之遊覧 歌川芳盛
14代将軍家茂の上洛をテーマとしたシリーズのひとつ。京都御所での蹴鞠の様子を描く。御所には「蹴鞠の庭」と呼ばれる空間がある。
江戸東京博物館のロゴマーク
市川鰕蔵の竹村定之進 東洲斎写楽
江戸東京博物館ロゴのもととなったのは、東洲斎写楽が描いた竹村定之進を演じる市川鰕蔵の浮世絵である。
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