今ではなかなか見かける機会が少なくなった道具を、江戸東京博物館の常設展示室から学芸員が紹介します。
黒電話[4号]: 1950年(昭和25)~
黒電話[600形]:1962年(昭和37)~
プッシュホン: 1969年(昭和44)~
自働電話(複製): 1900年(明治33)
蓄音機(蓄音器)
・Victrola VV4-3【フロア型】 昭和初期 日本ビクター蓄音器株式会社/製
・HMV【ポータブル】 英国グラモフォン社/製
・Victrola J1-35【卓上型】 1935年(昭和10年)頃 日本ビクター蓄音器株式会社/製
神田駿河台の丘の上に立ち、かつては東京のいたるところから望むことができたニコライ堂。
ニコライ堂の大聖堂内部の装飾、朝の礼拝に訪れた人々の様子を、当時の写真や文献などから再現した「ニコライ堂」の模型で紹介しています。建設中のニコライ堂から撮影されたパノラマ写真に写る文明開化の東京の風景にもご注目ください。
復元年代:明治20年代(1891~96)
縮尺:1/25
※展示室では、1時間に3回、模型が動き、ニコライ堂からの東京の風景や朝の礼拝の様子がご覧いただけます。
煉瓦造りの西洋を模した街並み、新しい乗り物、さまざまな商店や職業の人々。文明開化を象徴する街、銀座煉瓦街の様子を、江戸東京博物館 常設展示室5階 東京ゾーン「文明開化東京」コーナー「銀座煉瓦街」の模型で紹介しています。
復元年代:明治10年代後半(1882~86)
縮尺:1/25
江戸東京博物館 常設展示室の人気の展示の一つである、からくり模型「東海道四谷怪談」のうち「蛇山庵室(へびやまあんじつ)の場」の仕掛けを解説しています。
※展示室では、1時間に4回、からくりの動きをご覧いただけます。