2003年07月19日(土)〜08月31日(日)
2003年07月19日(土)〜08月31日(日)
徳川家康が江戸に幕府を開いた1603年(慶長8)から数えて400年の今年、将軍家に伝来した貴重な資料を中心とした展覧会「徳川将軍家展」を開催いたします。
江戸時代265年間の平和をつくりだした徳川将軍家の名前は、日本国内はもとより、shogunとして 諸外国へも広く普及しています。しかし私たちの徳川将軍家に対するイメ-ジはテレビ・小説などによって作り上げられたものが少なくありません。これに対し て本展覧会は徳川家伝来の資料により将軍家の歴史を紹介する初めての試みです。 今回の展覧会では、徳川家康から15代将軍慶喜までの歴代将軍、皇女和宮を中心とする御台所など、徳川将軍家の人々による直筆の書画や遺愛品を中心に展示 します。これらに加えて明治以降の16代家達と17代家正の公爵二代に関する資料を交えながら、徳川宗家400年の歴史を紹介する一大歴史展となります。
会期 | 2003年7月19日(土)~8月31日(日) | |||||||||||||||
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会場 | 江戸東京博物館 1階 企画展示室 | |||||||||||||||
休館日 | 毎週月曜日 ※ただし7月21日(月)は開館。翌22日(火)が休館。 | |||||||||||||||
主催 | (財)東京都歴史文化財団 、江戸東京博物館、NHK、NHKプロモーション | |||||||||||||||
特別協力 | 財団法人徳川記念財団 | |||||||||||||||
料金 |
*( )内は20名以上の団体料金。
*次の場合は本展覧会の観覧料が無料になります。
*小学生と都内在住・在学の中学生は、常設展観覧料は無料ですので、共通券はありません。 |
戦国の世を卓越した才覚で勝ち抜き、江戸に幕府を開いた家康は、2代秀忠、3代家光・・・と時代が泰平になるとともに、神格化されていきます。第1章では、歴代将軍のなかでも格別の扱いをうけた家康所用の太刀や具足、後生の将軍が思い描いた家康像などを紹介します。
ここでは、2代将軍秀忠から15代慶喜までの歴代将軍の肖像、将軍自筆の書画の数々を展示します。なかでも歴代将軍の肖像が、一堂に展示されるの は、今回が初めてです。また将軍継嗣となりながらも、病により急逝したため、幻の将軍ともいわれている徳川家基の肖像などみどころ多数です。
江戸城の大奥は、多くの人々にとって未知の世界でした。大奥につとめる御殿女中に、そこでの経験を他言しないという不文律が存在したからともいわ れています。ここでは、徳川家の女性たちの画像や遺愛の品を集めて紹介します。なかでもいままで知られていなかった皇女和宮の肖像写真などは必見です。
大政奉還により将軍の座から一大名へ、その後知藩事を経て公爵に列した、明治以降の徳川宗家の事績をとりあげます。貴族院議長を30年余り勤めた16代家達、また最後の貴族院議長・17代家正、このふたりを中心に、明治以降の徳川家の歴史を検証します。
「東照大権現像」 |
「旅櫛箱村梨子地葉菊紋散蒔絵」 |
「肩衝茶入(かたつきちゃいれ) 銘 初花」 |
講師 | 徳川恒孝(徳川宗家18代当主) |
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日時 | 2003年8月9日(土)14:00(開場13:30) |
会場 | 江戸東京博物館 1階ホール |
入場料 | 500円 |
申し込み方法 | 当日先着順で400名様 当日13:00よりホール前にて整理券を配布します。 |
(1)「徳川将軍家展の魅力」
講師 | 市川 寛明(江戸東京博物館 学芸員) |
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日時 | 7月25日(金)午後2時~(開場午後1時30分) |
(2)「徳川将軍家」
講師 | 近松 鴻二(江戸東京博物館 学芸員) |
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日時 | 8月1日(金) 午後2時~(開場午後1時30分) |
(3)「御台所と側室」
講師 | 松尾 美恵子(江戸東京博物館 研究員) |
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日時 | 8月8日(金) 午後2時~(開場午後1時30分) |
(4)「描かれた将軍」
講師 | 小澤 弘(江戸東京博物館 研究員) |
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日時 | 8月15日(金) 午後2時~(開場午後1時30分) |
(5)「将軍家治と田沼意次」
講師 | 竹内 誠(江戸東京博物館 館長) |
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日時 | 8月22日(金) 午後2時~(開場午後1時30分) |
江戸幕府の鷹匠だった諏訪流17代の田籠善治郎による鷹狩りの実演を行います。
解説 | 橋口 尚武 |
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日時 | 2003年7月26日(土) 午後2時~ |
会場 | 江戸東京博物館3階 江戸東京ひろば 他 |