2004年06月01日(火)〜07月07日(水)
2004年06月01日(火)〜07月07日(水)
東京都江戸東京博物館(東京・両国)では、2004年6月1日(火)から7月7日(水)まで、「発掘された日本列島2004-新発見考古速報展-」を開催いたします。 近年日本全国で発掘された話題の考古資料を、他に先駆けて江戸東京博物館にて公開いたします。豊富な副葬品も注目される有力首長墓の安徳台遺跡(福岡県)の巨大甕棺墓、琉球中山王朝の浦添ようどれ遺跡(沖縄県)の墓所遺物群、「大坂冬の陣」(1631年)を伝える大坂城跡(大阪府)などの出土資料を一同に展示いたします。 さらに、本展覧会がはじまってから10年目を迎える今年は、縄文ブームを引き起こした三内丸山遺跡(青森県)や、江戸大名屋敷と新橋停車場の大量の遺物が出土した汐留遺跡(東京都)など、これまでの集大成として特に注目された遺跡をふりかえり、その後の成果も報告いたします。 考古ファンならずとも必見の展覧会です。
開催期間 | 2004年6月1日(火)~7月7日(水) 計32日間 <終了しました> | |||||||||||||||
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会場 | 東京都江戸東京博物館 1階 企画展示室 | |||||||||||||||
休館日 | 毎週月曜日 | |||||||||||||||
開館時間 | 午前9時30分~午後5時30分(木曜・金曜は午後8時まで。入館は閉館の30分前まで。) | |||||||||||||||
出品点数 | 約800点(35遺跡) | |||||||||||||||
主催 | 文化庁、(財)東京都歴史文化財団、東京都江戸東京博物館 | |||||||||||||||
共催 | 全国公立埋蔵文化財センター連絡協議会、全国埋蔵文化財法人連絡協議会 | |||||||||||||||
事務局 | (財)群馬県埋蔵文化財調査事業団 | |||||||||||||||
特別協力 | 朝日新聞社 | |||||||||||||||
協力 | インターネットミュージアム事務局 | |||||||||||||||
後援 | NHK | |||||||||||||||
協賛 | (株)ジャパン通信情報センター (株)東都文化財保存研究所 | |||||||||||||||
観覧料金 |
*( )内は20名以上の団体料金。 |
《金箔押し瓦》 昨年12月、大坂城遺跡では、慶長19年(1614)の「冬の陣」後に埋められた堀跡と遺物が多量に出土した。 これまではっきりとしなかった大坂城三の丸の位置も判明し、堀の底に埋め立て用の道をもうけて一気に埋め戻された様子がわかる。 写真の金箔瓦は、豊臣期の大坂城を飾っていたもの。金箔の残りが極めて良質である。 |
《埴輪群》 中原Ⅱ遺跡の円墳の横穴式石室入口から出土した埴輪。約1500年前の古墳時代のもの。すべて樹立した状態で発見された。 馬形埴輪は、背中の鞍、馬にのる人が足を踏みかける鐙、革ひもなどの細部や、装飾文様にも注目される。 馬形埴輪は高さ102.8センチ。人物埴輪も一番大きなものは、83.2センチにも及ぶ。 |
《和鏡》 阿豆佐和け気命神社=延喜式神名帳に名を残す式内社=境域の発掘調査で出土した和鏡。これによって伊豆諸島において鏡を用いた祭祀が中世まで続けられていたことが判明した。本遺跡は、利島がどのように位置付けられたかを解明する中世祭祀遺跡として高く評価されている。 |
開催日 | 6月12日(土)・13日(日)・19日(土)・20日(日)・26日(土) ・27日(日) 7月3日(土)・4日(日) |
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時間 | 午前10時~午後4時30分ごろまで |
場所 | 企画展示室出口付近 |
料金 | 1人200円 |
対象 | 一般、子ども |
申込方法 | 当日先着順 <終了しました> |
所要時間 | 15分~20分 |