2004年06月29日(火)〜08月22日(日)
2004年06月29日(火)〜08月22日(日)
当館では、毎年多くのみなさまから資料を寄贈していただいております。
平成15年度は80人の方々から3184点をご寄贈いただきました(寄託は4182点)。
このうちの一部を新収蔵品として展示いたします。
展示資料のなかには、「波濤蒔絵櫛(はとうまきえくし)」や「長板中形型紙」(浴衣型染めのための型紙)などの工芸的価値をもつ資料や、関東大震災後に水天宮がご神体の避難先を掲示した「立退先広告看板」といった歴史的価値をもつ資料があります。
このほか、「氷冷蔵庫」や「攪拌式洗濯機」といった生活用具もあります。
これらは、ご寄贈いただいた方から入手したときの状況や使用方法をうかがうことにより、かつての日常生活の様子を伝える資料となります。
現代につながる生活様式の変化の過程を示すことができる資料として、おとなには懐かしく子どもには珍しいものです。
それぞれの資料にはさまざまな来歴があります。 その一端をぜひご覧になってください。
会期 |
2004年6月29日(火)~8月22日(日) 前期:6月29日(火)~7月25日(日) |
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場所 | 5階常設展示室内 「第2企画展示室」 ※常設展観覧料のみでご覧いただけます。 |
永井荷風色紙 「われがちに町は浴衣になる夜かな」 永井荷風書 山村耕花画 (昭和前期) 前期展示 |
波濤蒔絵櫛 幕末~明治時代 中山胡民作 前期展示 |
立退先広告看板 1923年(大正12)9月3日 全期展示 |
攪拌式洗濯機日立TA-1A 1954年(昭和29) 前期展示 |
展示している収蔵品の中から3回に分けてお話します。
開催日 | 7月2日・16日・30日(各日金曜日)午後4時~午後4時30分 |
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集合場所 | 5階常設展示室、日本橋下に集合してください。 |