2017年07月25日(火)〜08月27日(日)
2017年07月25日(火)〜08月27日(日)
旅行やレジャーを楽しむ人が多い夏のシーズンに合わせ、江戸の旅をテーマにした特集展示を開催します。
江戸時代中期以降、旅行は庶民の間でも流行し、伊勢参りや登山などを、老若男女問わず楽しむようになりました。この時代の日本の旅風景で思い起こすのは、歌川広重(1797~1858)画の保永堂版「東海道五拾三次」の場面、という人は多いのではないでしょうか。
「東海道五拾三次」は、東海道の53の宿場をテーマに、出発地点である江戸の日本橋と、到着地点の京都の三條大橋を加えた、全部で55枚揃いの風景画です。東海道を描いた浮世絵版画は、たくさん出版されましたが、なかでも1833年(天保4)に版行が始まったこのシリーズは、最も完成度が高く人気があったものです。今回は、この中から主要な18点を展示します。
また、東海道五十三次をテーマにした出版物は、現代に至るまで、さまざまな形で出版され親しまれています。双六類や付録のカードなど、関連資料も紹介しています。あわせて旅に携帯した道具類、衣装なども展示し、江戸時代の旅の様子をお伝えします。
ミュージアム・ラボの体験展示コーナーでは、東海道五十三次に関する巨大双六やパズルを設置しています。江戸時代の東海道の旅風景を体感しながらお楽しみください。
会期 | 2017年7月25日(火)~8月27日(日) | ||||||||||
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会場 |
東京都江戸東京博物館 常設展示室5階 電話番号:03-3626-9974(代表)
【資料展示】 江戸ゾーン 【体験展示】
・JR 総武線 両国駅西口、徒歩3分 |
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開館時間 |
午前9時30分~午後5時30分 土曜日は午後7時30分まで、7月28日(金)、8月4日(金)、11日(金)、18日(金)、25日(金)は午後9時まで開館 *入館は閉館の30分前まで |
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休館日 | 7月31日、8月7日・21日(いずれも月曜日) | ||||||||||
主催 | 東京都 東京都江戸東京博物館 | ||||||||||
観覧料金 | 常設展観覧料でご覧になれます。
*( )内は20人以上の団体料金。消費税込。
*次の場合は常設展観覧料が無料です。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)。
*毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上の方は常設展観覧料が無料です。年齢を証明できるものをお持ちください。
*家族ふれあいの日(8月19日・20日)に観覧の、18歳未満の子を同伴する保護者(都内在住)2名の料金が半額となります。
*特別展の会期中は、お得な特別展・常設展共通観覧券もございます。(特別展の料金は展覧会ごとに定めます)
*7月28日(金)、8月4日(金)、11日(金)、18日(金)、25日(金)は午後9時まで開館します。学生は学生証提示で午後5時30分~午後9時まで常設展観覧料が無料となります。 |
東海道五拾三次之内 日本橋 朝之景 歌川広重/画 天保中期 |
東海道五拾三次之内 蒲原 夜之雪 |
東海道五拾三次之内 荒井 渡舟ノ図 |
東海道五拾三次之内 庄野 白雨 |
旅道具 右端から時計回りに 小田原提灯・早道・方位磁石・道中弁当箱・鯨枕・懐中燭台 |
藍木綿地腰替竹雀文様駕篭舁着(帯付) |
東海道五十三次蒔絵印篭 |
東海道五十三次 絵合かるた 歌川広重/画 |
新板 道中すご六 歌川芳員/画 江戸時代末期 ミュージアム・ラボにて、同図の巨大双六遊びを体験できます。 |
担当学芸員による展示解説を行います。
特集展示「東海道五拾三次展」のみどころ
日時 | 7月28日(金)、8月4日(金) 午後4時から30分程度 |
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場所 | 常設展示室5階 日本橋下にお集まりください。 |
会期中展示室内でも配布しています。