江戸時代の祭りなどでどんな出店が並んだのか知りたい。江戸時代の物売の様子などを調べるには。(2021年)

2022/03/22

『原色浮世絵大百科事典』(【資料1】)、『サライの江戸 CGで甦る江戸庶民の暮らし』(【資料2】)に歌川広重画『東都名所 高輪二十六夜待遊興之図』(備考※1参照)に描かれている出店について解説があります。具体的には「果物売」「すし屋」「水売」「焼いか売」「天麩羅屋」「蕎麦屋」「麦湯売」「団子売」「ほおずき売」「汁粉屋」など。江戸中の出店が全て同じではありませんが参考にはなるでしょう。ほか、物売や露店について調べられる図書を【資料3】以下に挙げておきます。

 

(参考資料)

【資料1】『原色浮世絵大百科事典』第5巻 風俗 遠藤武/執筆 日本浮世絵協会原色浮世絵大百科事典編集委員会/編 大修館書店 1980年 請求記号:7218/L160/5 (p.24-25)

【資料2】『サライの江戸 CGで甦る江戸庶民の暮らし』(サライ・ムック) 知楽,ディラナダチ/編 小学館 2018年 請求記号:3821/377/0018 (p.60-61)

【資料3】『彩色江戸物売図絵 中公文庫』三谷一馬/著 中央公論社 1996年 請求記号:3843/B98/96

【資料4】『江戸物売図聚』三谷一馬/著 立風書房 1983年 請求記号:3843/1/83

【資料5】『江戸の物売』松宮三郎/著 東峰書房 1968年 請求記号:6737/1/68

【資料6】『定本江戸商売図絵』三谷一馬/著 立風書房 1986年 請求記号:3843/79/86

【資料7】『商売往来風俗誌 江戸風俗資料』第9巻 小野武雄/編著 展望社 1983年 請求記号:3843/74/83

【資料8】『江戸東京職業図典』槌田満文/編 東京堂出版 2003年 請求記号:3843/125/0003

【資料9】『江戸の食文化 特別展』練馬区立石神井公園ふるさと文化館/編 [奥野友美,小宮佐知子/編集・執筆]  練馬区立石神井公園ふるさと文化館 2014年 請求記号:M3645/NE-3/14

 

(備考)

※1『東都名所 高輪二十六夜待遊興之図』(歌川広重/画)(江戸東京博物館デジタルアーカイブス)  https://www.edohakuarchives.jp/detail-4534.html (最終アクセス日:2022年3月15日)

※2『東都名所之内 高輪廿六夜之図』(歌川広重/画)(味の素食の文化センター)  https://www.syokubunka.or.jp/gallery/nishikie/detail/post144.html  (最終アクセス日:2022年3月15日)

※3『江戸両国橋夕涼大花火之図』(歌川国虎/画)(江戸東京博物館デジタルアーカイブス)

https://www.edohakuarchives.jp/detail-7489.html  (最終アクセス日:2023年7月25日)