2018/03/12その他
当館所蔵の蔓梅擬目白蒔絵軸盆(原羊遊斎作 酒井抱一下絵)が国指定重要文化財に指定されました。
〔解説〕
絵巻物を載せるための軸盆。江戸琳派の画家・酒井抱一の下絵をもとに、蒔絵師・原羊遊斎が蒔絵を施した江戸後期の漆工を代表する優品。長方形の盆の見込みに、対角に蔓梅擬を配し、蔓に止まる二羽の目白を表し、蔓梅擬の実には赤い珊瑚をあしらった、瀟洒な作品である。
抱一の下絵と盆の依頼主への書簡が伴い、資料的価値も高く貴重な作例であるため、 重要文化財に指定する。(江戸時代) (文化庁 報道発表より)
報道発表|文化庁URL: | |||||||||||||||||||||||
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