2024/07/19展覧会・常設展
日本を代表する浮世絵の名作、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」は、青を使った鮮烈な色彩と大胆な構図で人々に強い衝撃を与えました。この時、北斎は70歳を超えていましたが、長い画業の中で不断の努力を重ねていました。一方の歌川広重はこの時30歳代後半。風景画を描くもヒット作のない一介の浮世絵師にすぎませんでした。北斎の大ヒットの陰で、広重はどのように自らの画風を打ち立てていったのでしょうか。
江戸東京博物館が所蔵するコレクションから、北斎の「冨嶽三十六景」全46図(前期・後期で展示替)や、広重の「東海道五拾三次之内」、「名所江戸百景」など、代表作を紹介し、風景版画で双璧をなす北斎と広重、二人の「挑戦」の軌跡をたどる展覧会を、大分県立美術館(大分県大分市)で開催します。ぜひ、貴重な江戸博コレクションを通して、二人の浮世絵師のあくなき挑戦の数々をご覧ください。
※前後期で作品を大幅に入れ替えます。
展覧会名 | 「北斎と広重 冨嶽三十六景への挑戦 江戸東京博物館コレクションより」 |
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会場 | 大分県立美術館(大分県大分市寿町2-1) 〈アクセス〉 |
会期 | 2024年7月26日(金)〜9月8日(日) 前期:7月26日(金)~8月18日(日) 後期:8月20日(火)~9月8日(日) |
主催 | 公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館 朝日新聞社 |
詳しくは、大分県立美術館のホームページをご覧ください。