2021年9月〈東京ゾーン〉の展示替えをおこないました!

2021/09/21展覧会・常設展

9月展示替情報 東京ゾーン

常設展示室(5階)で展示替を行い、9月14日(火)から新たに資料を展示しています。

おすすめの資料を紹介します。

 

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① 夏衣の女

Woman in summer kimono

展示コーナー:T4 市民文化と娯楽 東京文化展望コーナー

展示期間:2021年(令和3)9月14日(火)~10月10日(日)

1920年(大正9)

樋口五葉/画

 

 樋口五葉は、『吾輩は猫である』をはじめ夏目漱石の装丁を数多く手がけたことでも知られます。浴衣や座布団の柄の装飾性と、女性の透き通るような白い肌との対比により、互いの印象がさらに際立っています。

 

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② 大東京十二景の内 九月 荒川放水路の秋色

Twelve Views of the Great Tokyo : September, Autumn Color around the Discharge Channel of the Arakawa River

展示コーナー:T5 関東大震災 水害都市東京コーナー

展示期間:2021年(令和3)9月14日(火)~10月10日(日)

1934年(昭和9)2月

藤森静雄/画

 

  東京東部の低地を水害から守るため、隅田川(荒川)、中川、綾瀬川のバイパスとなる放水路が建設されました。1910年(明治43)の水害を契機に1911年に始まった工事は長期に渡り、完成まで20年の歳月を費やして、1930年(昭和5)に完成しました。この作品では、完成した荒川放水路が東京の名所のひとつとして紹介されています。

 

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③ 代用品 貝杓子

Shell Ladle (substitute)

展示コーナー:T7 空襲と都民 戦時下の生活コーナー

展示期間:2021年(令和3)9月14日(火)~12月12日(日)

昭和前期 杉山芳之助氏寄贈

 

 1938年(昭和13)に国家総動員法が制定されると、あらゆる物資が軍需に向けられ、貴金属、繊維、皮革、ゴム、石炭、石油などの民間消費が規制されました。物資不足にともない、木や竹、紙、陶磁などを利用して「代用品」と呼ばれる生活用品がつくられるようになります。

この資料は、ホタテ貝などの貝殻に竹の柄をつけた、汁をすくう道具で、江戸時代さかんに使われたものです。

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