2021年8月〈東京ゾーン〉の展示替えをおこないました!

2021/08/19展覧会・常設展

8月展示替情報 東京ゾーン

常設展示室(5階)で展示替を行い、8月11日(水)から新たに資料を展示しています。

おすすめの資料を紹介します。

 

 1908_tenjigae-tokyo_2

① 髪ける女

Woman combing her hair

展示コーナー:T4 市民文化と娯楽 東京文化展望コーナー

展示期間:2021年(令和3)8月11日(水)~9月12日(日)

1920年(大正9) 橋口五葉/画

 

 五葉が制作した新版画の中でも傑作として知られる作品。豊かな黒髪を梳かす女性の透き通るような白い肌は、わずかに赤みを帯びています。髪一本一本の表現や浴衣の柄には巧みな彫りの技術が見て取れます。また光沢のある雲母きら摺りの背景は、女性の美しさを一層引き立てています。

 

2108_tenjigae-tokyo2

② 空襲で焼け焦げたチャンチャンコ

Clothes that are burnt because of air raid

展示コーナー:T7 空襲と都民 東京大空襲コーナー

展示期間:2021年(令和3)8月11日(水)~10月10日(日)

1945年(昭和20) 関野昭夫氏/寄贈

 

 関野氏は、1942年(昭和17)3月生まれで、3歳になる直前の1945年3月10日の大空襲で被災しました。空襲時、母に背負われて逃げましたが、その時にはおっていたチャンチャンコに火が燃え移り、右半身に大やけどを負いました。

 

1908_tenjigae-tokyo3

③ 幼児服 つなぎとキャップ(ララ物資)

Infant’s wear : overall and a cap (LARA relief supplies)

展示コーナー:T8 よみがえる東京 占領下のTOKYOコーナー

展示期間:2021年(令和3)8月11日(水)~11月7日(日)

1950年(昭和25)頃 水野 悠子氏/寄贈

 

 アメリカで設立されたLARA(アジア救援公認団体)は、宗教団体、社会事業団体などに在留邦人が加わった民間の団体で、アメリカをはじめ、カナダ、南米諸国から食糧、衣料品、医薬品などの救援物資や資金を募り日本へ届ける活動を、1946年から1952年まで行いました。

 水野家には、2~3歳の男児にぴったりの衣料が支給されました。鮮やかなブルーの衣料は、カーキ色やくすんだ色の衣服が多い街中で、ひときわ目立ちました。

 

2108_tenjigae-map_tokyo