2015年05月30日(土)〜07月20日(月)
2015年05月30日(土)〜07月20日(月)
全国で毎年約8,000件近く行われている発掘調査の成果をご紹介する「発掘された日本列島」展。今年度は、旧石器時代から近代に至るまでの19遺跡の出土品について展示を行います。
また、東日本大震災で被災した地域の復興が続いていますが、復興事業に伴う発掘調査も全国の支援を得て迅速に進められており、その成果もご紹介します。発掘調査で明らかになった東北の歴史や文化に親しんでいただく機会となれば幸いです。
さらに、平成27年に50周年を迎えた全国史跡整備市町村協議会の活動と史跡整備の歴史もご紹介します。
会期 | 2015年5月30日(土)~7月20日(月・祝) | ||||||||||
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会場 |
江戸東京博物館 常設展示室 5F企画展示室
電話番号:03-3626-9974(代表) |
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開館時間 | 午前9時30分~午後5時30分 土曜日は午後7時30分まで(7月17日(金)は午後9時まで) ※入館は閉館の30分前まで ※3階「江戸東京ひろば」特設会場は午後5時30分に閉場します。 |
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休館日 | 毎週月曜日(但し、7月20日(月)を除く) | ||||||||||
主催 | 文化庁、東京都江戸東京博物館・東京新聞、富山県埋蔵文化財センター・北日本新聞社、栃木県教育委員会・下野新聞社、岡山県立博物館・山陽新聞社、岩手県立博物館・岩手日報社、全国史跡整備市町村協議会、全国新聞社事業協議会 | ||||||||||
協力 | 全国公立埋蔵文化財センター連絡協議会、全国埋蔵文化財法人連絡協議会、公益財団法人元興寺文化財研究所、共同通信社 | ||||||||||
観覧料金 | 常設展観覧料でご覧になれます。
*( )内は20人以上の団体料金。いずれも消費税込み。
*次の場合は常設展観覧料が無料です。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)。
*毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上の方は常設展観覧料が無料です。年齢を証明できるものをお持ちください。
*家族ふれあいの日に観覧の、18歳未満の子を同伴する保護者(都内在住)2名の料金が半額となります。
*特別展の会期中は、お得な特別展・常設展共通観覧券もございます。(特別展の料金は展覧会ごとに定めます) |
毎年行われている8,000件近い発掘調査のうち、近年発掘された遺跡や、成果がまとまった注目の遺跡を紹介します。
展示遺跡数:19遺跡
東日本大震災の復興事業に伴う発掘調査は、昨年度にピークを迎えました。復興と埋蔵文化財の保護を両立させるため、全国からの発掘調査員の派遣を得て、迅速に発掘調査が進められています。今回は、平成26年度に行われた発掘調査の中から出土遺物を展示します。
展示遺跡数:7遺跡
全国史跡整備市町村議会の発足50周年を記念して、全国の史跡整備等の事例を紹介しつつ、昭和20年代から現在までの史跡整備等の歴史を振り返ります。
展示遺跡数:2遺跡
人の文様が付いた縄文土器 |
甲塚古墳 馬型埴輪 |
蕨手刀 平清水Ⅲ遺跡出土 |
※地域展は、5月26日(火)から先行して公開いたします。
汐留遺跡は、旧国鉄汐留遺跡貨物駅跡地の土地区画整理事業に伴う発掘調査によって発見されました。1992年(平成4)から10年間にわたる調査では、日本初の鉄道の起点として開業した新橋停車場と関連施設の遺構が見つかりました。その発掘成果は、文明開化以降の東京の様子を今日に伝える貴重なものといえます。
今回は、去る2015年(平成27)3月の常設展リニューアルにより装いを一新した「文明開化東京」コーナーで、汐留遺跡からの出土遺物を中心に、東京の玄関口であった新橋停車場の姿に迫ります。また、3階「江戸東京ひろば」内特設会場では、新橋停車場跡の下の地層から発見された、江戸時代の水道管である木樋など、大型の遺物もご覧いただけます。
【会場】
常設展示室5階 東京ゾーン「文明開化東京」コーナー
3階「江戸東京ひろば」内特設会場
双頭レール |
汽車土瓶 東京都教育委員会所蔵 |
日時 | 会期中の土・日曜日 午後1時~、午後3時~ ※ただし、7月20日(月・祝)は午前11時~、午後3時~ |
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集合場所 | 常設展示室5F企画展示室の入口 |
上記に加え、下記の2日間も文化庁文化財調査官が展示をご案内いたします。
日時 | 7月10日(金)・17日(金) 午後4時~(30分程度) |
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集合場所 | 常設展示室5階 日本橋下・朝野新聞社前 |