2019年8月〈江戸ゾーン〉の展示替えをおこないました!

2019.09.02展覧会・常設展

8月展示替情報 江戸ゾーン

常設展示室(6階、5階)で展示替を行い、8月27日(火)から新たに資料を展示しています。

主な資料を紹介します。

 

19年8月展示替え情報江戸ゾーン 19年8月展示替え情報江戸ゾーン
竜法眼寿(花押)

1、「源氏げんじ車紋散くるまもんちらし糸巻いとまき太刀拵たちこしらえ

  Sword mounting with “Genji-guruma” mark

展示コーナー:E1 江戸城と町割り 武家の文化

展示期間:2019年8月27日(火)~同年10月27日(日)

19世紀後半

田中清寿/作

 

 源氏車紋散糸巻太刀拵は「竜法眼寿りゅうほうがんじゅ花押かおう)」の銘があることから、幕末にしば新銭座しんぜにざを拠点に活躍した、田中清寿の作であることが確認できます。

 江戸時代、大名は儀礼の際に、衣冠いかんに糸巻太刀拵の太刀を帯びるのが決まりとなっていました。この源氏車紋散糸巻太刀拵は、その具体的な事例です。

 

 

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張り見世 酒宴の座敷
 2、「吉原風俗図屏風」

 Genre scenes in Shin-Yoshiwara

展示コーナー:E9 芝居と遊里 吉原の表と裏

展示期間:2019年8月27日(火)~同年9月23日(月・祝)

元禄期(1688年~1704年)

菱川派工房/画

 

 菱川師宣またはその門人が元禄期に描いた吉原図として貴重な作品。第1~2扇は吉原仲の町を行き交う人々、第3~4扇は格子窓が並ぶ張り見世など、向かって右側には郭の外観が描かれ、第5~6扇は酒宴の座敷と厨房、第7~8扇は遊女の部屋など、向かって左側には揚屋内部が描かれています。

 画題に連続性が見られないことから、元は別仕立てであった可能性があります。また、菱川師宣の落款はありますが、容貌などが師宣風とやや異なるため、師宣の最晩年、もしくは没後、門人師重の作と考えられます。

 

 

 19年8月展示替え情報江戸ゾーン

3、「東叡山とうえいざん文殊楼もんじゅろう焼討之図やきうちのず

 Burning of the Monju Tower of Toeizan

展示コーナー:E10 江戸から東京へ 江戸無血開城

展示期間:2019年8月27日(火)~同年9月23日(月・祝)

1874年(明治7)12月

月岡芳年/画

 

 新政府軍と東叡山寛永寺に立てもった彰義隊しょうぎたいとの激戦の様子を描いた錦絵。江戸城の無血開城後、新政府への恭順方針に不満をもつ幕臣たちが集まり、小部隊が次々と誕生しました。そのなかで最も規模が大きかったのが、寛永寺に謹慎する徳川慶喜の護衛を名目に、上野に集結した彰義隊でした。

   新政府は、1868年(慶応4)5月15日に掃討作戦を実施、わずか1日で隊を壊滅させました。

 

19年8月展示替えマップ_江戸ゾーン6階

19年8月展示替えマップ_江戸ゾーン5階