2019年5月〈東京ゾーン〉の展示替えをおこないました!

2019.05.10展覧会・常設展

5月展示替情報 東京ゾーン

常設展示室(5階)で展示替を行い、5月8日(水)から新たに資料を展示しています。

主な資料を紹介します。

 

展示替え情報1905_東京ゾーン

(1)「巴里のヨタ者 エピローグ」

 “A Rogue in Paris”: epilogue

展示コーナー:T4 市民文化と娯楽 盛り場浅草コーナー

展示期間:2019年5月8日(水)~6月9日(日)

1934年(昭和9) 清水正博/画

 

 版画の大衆化をうたって結成された若手版画グループ「新版画集団」。浅草松竹座で行われていたエノケン劇団のレビュー公演にあわせて、1934年(昭和9)9月26日から10月27日まで、劇場内で「エノケン一座をめぐる版画展」を開催しました。この版画は出品作品と同版で、作者が平成初期まで保管していたものです。出演者が勢ぞろいする、華やかなフィナーレの様子を描いています。

 

 

展示替え情報_5月東京ゾーン

(2)「大正震火災木版画集 臨時バラック」

Temporary barrack, Xylograph collection of pictures of the Taisho earthquake disaster

展示コーナー:T5 関東大震災 大震火災コーナー

展示期間:2019年5月8日(水)~6月9日(日)

1923年(大正12)9月4日  桐谷洗鱗/画

 

 「大正震火災木版画集」は、関東大震災の被害状況やその後の救助活動、当時の人々の生活の様子を描いた画集。西沢笛畝、川崎小虎、磯田長秋、織田観湖、田村彩天、桐谷洗鱗の6名の画家がそれぞれ6点製作しました。本図は、震災直後のバラックでの市民の生活を描いています。共同水道栓に括り付けられた7歳の女児の安否を尋ねる板片が、災害の深刻さを物語っています。

 

 

1905_tenjigae_tokyo3

(3)「昭和しょうわ大東京だいとうきょう百図絵ひゃくずえ版画はんが 第七十三景 板橋区・練馬風景」

The hundred woodprint pictures from the Greater Tokyo area during Showa era 73rd Nerima scenery, Itabashi-ku scenery

展示コーナー:T6 モダン東京 大東京の成立コーナー

展示期間:2019年5月8日(水)~6月9日(日)

1935年(昭和10)11月 小泉こいずみ癸巳男きしお/画

 

  江戸時代から大根は練馬村の特産品として知られていました。近代まで、江戸・東京の下肥を肥料に良質な大根が首都圏に供給されました。大正期以降、東京市の人口増加、周辺農地の都市化にともない、練馬大根の需要は拡大し、沢庵漬けや干し大根として大量に出荷されました。なお、練馬町は1932年(昭和7)、板橋区の一部として東京市に併合されました。

 

 19年5月_展示替えマップ_東京ゾーン