その他

2010年10月02日(土) 15:00〜17:30

隅田の調べ-江戸・明治、そして今-

隅田川は、江戸の人々にとって、生活をささえる物資を運ぶ大動脈であるとともに、うつろいゆく四季の風景を楽しむ名所として愛された川でした。文明開化を経て、近代化の中で変貌を遂げていく首都の姿をみつめたこの川は、今も豊かな水をたたえ、都市・東京の中心を流れています。今回は、江戸から明治、そして現代まで、それぞれの時代に唄われた隅田川をご紹介したいと思います。 一中節 、長唄、混声合唱と、趣の違う「隅田の調べ」を是非お楽しみください。

隅田川舟遊びの画像

隅田川舟遊び  鳥文斎栄之(ちょうぶんさいえいし) 江戸中期・18世紀末~19世紀初頭頃 江戸東京博物館所蔵

 

 開催概要

日時 2010年10月2日(土) 15:00開演(14:30開場)
開催場所 東京都江戸東京博物館 1階ホール
料金 全席指定 3,500円
※本公演のチケットをお買い上げいただくと、特別展「隅田川~江戸が愛した風景~」展も ご覧いただけます。
※会期中、お一人一回のみご覧いただけます。
※常設展には別途観覧料がかかります。
主催 公益財団法人 東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館
後援 読売新聞社
制作 東京コンサーツ
企画・制作協力 原田亮一(独立行政法人日本芸術文化振興会 国立劇場)
お問い合わせ・ 前売について 前売販売開始日:8月22日より
■東京コンサーツ
TEL:03-3226-9755(平日 10:00~18:00)
FAX:03-3226-9882(24時間受付)
※チケットのお申込みはお電話あるいはFAXで予約・お申込みいただき、郵送でのお受取りのほか、 東京コンサーツのホームページからご予約いただき、セブンイレブンでのお支払い・お受取りもできます。
http://tokyo-concerts.co.jp/

 構成

第一部 江戸の調べ

1.一中節「尾上の雲 賤機帯」(おのえのくも しずはたおび)
浄瑠璃 都了中 三味線 都一中

2.長 唄「四季の詠」(しきのながめ)
唄   杵屋勝四郎 ほか
三味線 稀音家祐介 ほか
囃子  藤舎呂英 ほか

 

第二部 明治の音と隅田川

指揮: 山田 茂
ピアノ : 斎木ユリ
合唱 : 東京混声合唱団

1.組歌「四季」 作曲 瀧廉太郎

(1)「花」 詞 武島羽衣
(2)「納涼」詞 東くめ
(3)「月」 詞 瀧廉太郎
(4)「雪」 詞 中村秋香

 

2.混声合唱組曲 すみだがわ 作曲 池辺晋一郎 詞 大倉芳郎

(1)水のうぶすな奥秩父
(2)すみだがわ今むかし
(3)隅田川花火の響宴
(4)江東の情緒
(5)甦れ いのちのふるさと

 

 連携事業

①特別展「隅田川-江戸が愛した風景-」

栄之・広重・国貞 … 当館が 20 年以上かけて収集した隅田川の絵画コレクションを一挙に公開します。
2010 年9月22日(水)~11月14日(日) 東京都江戸東京博物館 1階展示室

 

②特別展関連事業
「柳家さん喬、古今亭志ん輔両師匠が落語で語る隅田川」

10月11日(月・祝) 柳家さん喬「隅田川ひととせの四季(よいろ)」
10月24日(日) 古今亭志ん輔「隅田川(おおかわ)の流れゆかしき」