その他
2012年03月11日(日) 15:00〜17:30
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2012年03月11日(日) 15:00〜17:30
(左)作曲家 権代敦彦 (中央)芸術監督 ローラン・テシュネ (右)ダンサー 伊藤キム |
日本に突如襲いかかり世界を震撼させた大惨事からちょうど一年後の同月同日、アンサンブル室町は公演を通して、大震災で被害を受けた方々へのオマージュ、そして希望のメッセージを皆さまにお届けしたいと存じます。
公演は二部構成となっています。 第一部「塔」はジャン・コクトーの『エッフェル塔の花嫁花婿』の台本の元、演劇とコンテンポラリーダンスと山下恵・酒井健治両氏作曲音楽とのコラボレーションです。第二部「元素」はコンテンポラリーダンスと権代敦彦・ジャン=フェリ・ルベル両氏作曲音楽と声明とのコラボレーションです。 つまりこの公演は、シュールレアリスム的な夢と瞑想的な祈りという、人類の起源から常に人間と共に存在してきた二つの側面(聖と俗)に同時に訴えかけているのです。 なぜなら芸術の創造は、人間が試練を乗り越え、(人間を)超越して、新たな道を切り開き、平和と愛の世界の構築へと一緒に歩み続けるのを助けてくれるものだからです。
アンサンブル室町代表 ローラン・テシュネ
日時 | 平成24年3月11日(日)15:00 第一部開演(14:30開場) |
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開催場所 | 東京都江戸東京博物館 1階ホール |
料金 | 全席自由 3,500円 ※江戸東京博物館特別展「ザ・タワー」鑑賞券付 ※会期中、お一人一回のみご覧いただけます。 ※常設展には別途観覧料がかかります。 |
主催 | 公益財団法人 東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館 |
企画・制作 | アンサンブル室町 |
後援 | 公益財団法人 セゾン文化財団 |
協力 | 五味和楽器店 |
チケット販売 | 前売券発売日:2月24日(金)より 観劇ポータルサイト「カンフェティ」WEB上もしくはお電話にてご予約の上、お近くのセブンーイレブンにてお支払い・発券手続きをお願いします。 ※江戸東京博物館では公演の前売チケット販売はしておりません。 ※当日券は1Fホール入口で 9時30分より販売。 観劇ポータルサイト「カンフェティ」 チケット予約 http://confetti-web.com/list.asp TEL:カンフェティチケットセンター 0120-240-540(平日10時~18時) 【注意事項】 (1) WEB予約の場合、ご予約前に観劇ポータルサイト「カンフェティ」への会員登録(無料)が必要です。 (2) WEB予約/電話予約共、セブンーイレブンで発券手数料(210円)がかかります。 |
お問い合わせ | 江戸東京博物館 電話:03-3626-9974(代表) 午前9時~午後5時30分まで(休館日を除く) |
ジャン・コクトーのバレエ演劇作品「エッフエル塔の花嫁花婿」を、山下恵『夢遊び Les Pieces d'un Reve』(2008年)と酒井健治の新作をあらたに楽曲とし、オリジナルのアレンジ、演出によって上演。酒井健治の作品は、特にこの公演のために、「塔」をテーマに作曲され、世界初演となる。 エッフェル塔を舞台にした、エスプリをたっぷり含んだコクトーの世界が、ダンスと演劇、そして濃密な音楽の融合によって美しい夢の様に舞台上にたち現れ、観客を魅了する。 エッフェル塔は、パリ万国博覧会のモニュメントとして誕生し、近代を迎えたパリの人々の、未来への夢と希望の象徴となった。今年、墨田区に新しい塔が誕生する。今回の作品には、塔が象徴する私たちの新しい未来への夢と希望も託されている。
2011年7月25日にサントリーホールブルーローズにて初演された作品。今回、江戸東京博物館のホールに合わせ、あらたな演出で再演される。フランスバロックの作曲家ジャン=フェリ・ルベルが1737年に作曲したバレエ音楽「元素」をもとに、古代ギリシャの哲学者エンペドクレスやプラトンのいう「四大元素」、即ち地、水、火、気をテーマとした新曲の委嘱をアンサンブル室町より受けた権代敦彦の作品。演出・振付:井上大輔、ダンス監修:伊藤キムによる、ダンスパフォーマンスとの共演となっている。「天と地」、「火と水」、「動と静」、「生と死」・・・、地球上に存在するさまざまな対極を、多様な表現方法の組み合わせによって、現出しようとした意欲作。 作品の最後は、般若心経の響きのなか、深い祈りとともに暗転して終わる。震災一周年を迎えたこの日、被災したすべての方々に捧げる祈りとして相応しい作品である。
バロック時代の古楽器と伝統的和楽器の演奏家、舞踏家、俳優、そして広く開かれた芸術的対話に関心をもつ人々が集まって結成された楽団。 日本、フランス、各国の現代作曲家とのコラボレーションを行い、これまでに「豊臣秀吉の夢」(2007)や「ポールクローデルの百扇帖1」(2010)、「元素」(2011)など様々な公演を行ってきた。「和と洋」「古典と現代」など、時代や地域性、そしてジャンルを越境し、美しいハーモニーを奏でる芸術世界を生み出している。