「かっぽれ」、賑やかにスタート!」

2016.06.22イベントレポート

 6月11日(土)、櫻川ぴん助社中による「かっぽれ」が久しぶりにえどはく寄席に登場しました。

 まずは、家元の櫻川ぴん助さんから「かっぽれ」の歴史を織り交ぜた口上があり、メンバーの梅次郎さんが英語で同じようにご挨拶します。

 堺の住吉神社で奉納されていた住吉踊りが江戸に渡り、大道芸として人気となり、その様子が歌舞伎で紹介され、寄席やお座敷で披露される芸となっていったそうです。

 

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まずはお座敷芸のひとつ、「風流深川節」からスタート!お坊さんが葭町の郭に出かけるときの様子をおもしろおかしく踊っています。最後のキメは、当時流行していた「狐(きつね)拳(けん)」(狐、猟師、庄屋のポーズでじゃんけんする遊び)の狐のポーズ。江戸っ子の日常が生き生きとよみがえります。

 

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 続いて、こちらもお座敷芸の入門編、「奴さん」。「奴さん」の男踊りと「姉さん」の女踊りの対比がミソ。「奴さん」はシャキッとしてて、「姉さん」は色っぽいですね。

 

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次に、家元による「かっぽれ」ワンポイントレッスン。「かっぽれ、かっぽれ、ヨーイトナ、ヨイヨイ」という掛け声をみんなで練習。何回かやっているうちに、みんな元気に歌えるようになったね。そして、腕を前に突き出して、「かっぽれ」の手の練習。踊りだしたくなっちゃうね。この日は立ち見のお客様も多く、大賑わい!

 

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最後にいよいよ、「かっぽれ」が始まります。さっき練習した掛け声と手拍子でお客様も参加されて、盛り上がります。途中、男性チームによる「けんかかっぽれ」が入り、最後は

全員で賑やかに「かっぽれ」を踊り、幕となりました。

 

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江戸情緒たっぷりの「かっぽれ」、今年度は以下の日程で上演いたします。

9月10日(土)、11月12日(土)、12月10日(土)、1月14日(土)、2月11日(土)、

3月11日(土)

ぜひ、ご参加ください!

ちなみに、「かっぽれ」の上演中、いつも家元の後ろに控えているのは、「かっぽれ」の前身、「住吉踊り」の時代から象徴となっていた大きな二段傘ですが、江戸博の東京ゾーン、文明開化コーナーにある銀座煉瓦街模型の中のどこかに、この二段傘で住吉踊りの一行が練り歩いてますよ。こちらもぜひお見逃しなく!

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