板橋区立中央図書館にて開催された「歴史イベント 明治・大正・昭和初期編」の一環として、1階の図書館ホールで出張展示と解説を行いました。

 

 

板橋区立中央図書館での開催は、昨年に続いて2回目となります。前回は江戸時代が中心でしたが、今回は明治時代から昭和時代初期の近代を中心に、街の移り変わりや人々の生活・文化を、バナーやパネルなどで紹介しました。

 

 

ミシンやアイロン、蓄音器などもあわせて展示を行いました。

 

 

 

「マーガレット」という、女性たちの間で人気があった髪型のレプリカを、明治のファッションの紹介として錦絵のパネルと合わせて展示をしました。

 

 

また図書館とのコラボレーションということで、展示品と共に図書館が選んだ関連する本を並べていただきました。展示を見たあとに興味のある本を手に取って借りていく方も見受けられました。

 

 

板橋に関する特集コーナーも設けました。

 

 

9月21日（土）には、解説を行いました。展示の見どころを紹介するとともに、昭和前期の蓄音器を実演しました。

 

 

 

幅広い年代の方々が参加してくださり、みなさんじっくりと話を聞いている様子でした。イベント後には、昔の道具や蓄音器にまつわる思い出話や展示に関する質問、「開館したらぜひ行きたいです」等たくさんお声がけをいただきました。

 

今回の移動博物館では、図書館と博物館によるコラボ展示や蓄音器の実演といった企画を実現することができました。来館者の方々が、歴史を楽しく学んでもらうきっかけとなっていればうれしく思います。