板橋区立中央図書館で開催された「図書館まるごとタイムスリップ～江戸時代編～」の一環として、1階の図書館ホールで出張展示とワークショップを開催しました。
この図書館は令和3年3月に平和公園の中に移転オープンした新しい施設で、緑に囲まれた居心地の良い図書館です。

 

 

 

江戸時代をテーマとした催しとして、幕末の江戸城模型のバナーや、浮世絵の版木（複製）、収蔵資料のパネルなどを展示しました。

 

 

ケースもお借りして、江戸時代の貨幣の実物も展示しました。

 

 

 

10月14日（土）には午前と午後の2回、ワークショップを開催しました。

 

 

はじめに、甲冑の複製を使って、仕組みや特徴を説明しながら、図書館の職員さんに実際に着てもらいました。

 

 

皆さんとても真剣なまなざしで着付けの様子を見つめていました。

 

解説のあとは3つのブースを設け、兜をかぶったり、鎧の上に着る「陣羽織」を羽織ってみたりするなど、各自体験の時間としました。

 

 

江戸時代の貨幣も展示ケースから出して実際に触ってもらいました。

 

 

小判が思っていたよりも薄いことや、貨幣の表面にさまざまな文字や印が刻まれていることなど、じっくり観察してたくさんの発見があったようです。

 

 

江戸のおもちゃコーナーも子供たちから大人気でした。

 

 

ちょっとした工夫で、跳びはねたり、愉快な動きをしたりする愛らしいおもちゃに夢中になっていました。

 

会場ではこの図書館で借りられる江戸時代関連図書のコーナーを設けてくださったので、多くの方が展示をご覧になったあと、本も手に取っていました。

 

 

せっかく図書館で開催することができたので、歴史に興味を持つだけではなく、さらに自分で調べてみるきっかけにもなってくれていたら嬉しいです。