2013.09.14(Sat)〜2013.10.20(Sun)
2013.09.14(Sat)〜2013.10.20(Sun)
終戦から20年にも満たない1964年(昭和39)、東京で第18回オリンピック東京大会が開催されました。93の国と地域から、5,152人の参加選手を集めたスポーツの祭典。アジア地域で初めて開催されたこの大会で、東京は改めて世界都市への仲間入りを果たしました。 このたび、2020年のオリンピック・パラリンピックを東京で開催することが決定しました。
そこで今回の展覧会では、今からおよそ50年前に、ここ東京で行われた第18回大会に焦点をあて、当時の人々を熱気で包んだ一大イベントを改めて振り返ってみたいと思います。また、来るべき2020年の大会がどのような形で行われるのか、その魅力とあわせて紹介いたします。
会期 | 2013年9月14日(土)~10月20日(日) | ||||||||||
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場所 | 江戸東京博物館 常設展示室5階 第2企画展示室 (東京都墨田区横網1-4-1) 電話番号:03-3626-9974(代表)
・JR 総武線 両国駅西口、徒歩3分 |
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開館時間 | 午前9時30分~午後5時30分 (入館は閉館の30分前まで ) ※9月28日(土)までの間の土曜日は、午後9時まで。 10月5日(土)以降の土曜日は午後7時30分まで。 |
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休館日 | 毎週月曜日(ただし9月17日(火)、24日(火)は開館)、10月15日(火)は振替休館 | ||||||||||
主催 | 東京都 東京都江戸東京博物館 | ||||||||||
観覧料金 | 常設展観覧料でご覧になれます。
※中・高・大学・専門学校生の方は学生証を、65歳以上の方は年齢を証明するもの(健康保険証・運転免許証など)のご提示をお願いいたします。
※( )内は 20 人以上の団体料金。いずれも消費税込み。
※次の方は常設展観覧料が無料です。
※毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上の方は常設展観覧料が無料です。年齢を証明できるものをお持ちください。
※特別展の会期中は、お得な特別展・常設展共通観覧券もございます。(特別展の料金は展覧会ごとに定めます。) |
「もはや戦後ではない」。1956年(昭和31)7月に発行された『経済白書』に記された言葉です。戦後10年あまり、東京は戦後の混乱期を抜けて、新たなステップを踏み出そうとしていました。その頃の町の様子を、空撮写真を中心に概観します。
東京駅1945年(昭和20) |
ワシントンハイツ |
1940年(昭和15)開催の第12回大会。この大会は東京で実施することが決定していました。この年は日本にとって、「紀元2600年」にあたる記念すべき年であり、紀元2600年を祝う式典のほかに、万国博覧会とオリンピックの開催が予定されていました。しかし、世界情勢の悪化に伴い、紀元2600年記念式典を除き、万博は延期に、オリンピックは東京での開催を返上しました。 ここでは、第12回大会に関する資料を中心に紹介します。
創作版画「新版画」第4号より |
1959年(昭和34)5月、第18回大会を東京で開催することが決定しました。これを機に、開催に向けた準備が進められました。競技会場の建設をはじめとして、各競技会場へのアクセスの向上があらゆる面で図られ、整備されました。また、海外からのお客様をお迎えする都民の準備、マナー向上や地域の美化運動なども積極的に行われました。その一方、運営資金を調達するために、様々な方法が用いられました。オリンピックの準備に大わらわとなった東京の姿を紹介します。
東京オリンピック公式ポスター |
競技日程入りポスター |
「オリンピック都民一人一人が主人役」 |
たばこ空箱 |
1964年(昭和39)10月10日、ついにオリンピック東京大会は開会式を迎え、10月24日までの14日間、熱い戦いが繰り広げられました。アジア地域で初の開催となったこの大会を、関連資料とともに振り返ります。
聖火ランナー用ランニングシャツ |
日本代表選手用公式ブレザー |
東京オリンピック開会式入場券 |
五輪マーク入りライター |
聖火点火器 |
担当学芸員によるみどころ解説を行います。
日時 | 10月4日(金)・11日(金)午後4時から30分程度 |
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場所 | 常設展示室5階 第2企画展示室 ※申込不要 |