2006年06月20日(火)〜07月23日(日)
2006年06月20日(火)〜07月23日(日)
東京都江戸東京博物館(東京・両国)では、2006年6月20日(火)から7月23日(日)まで、「発掘された日本列島2006-新発見考古速報展-」を開催いたします。
文化庁の統計によると、毎年数千件に上る発掘調査が行われ、膨大な数の遺跡や遺物が出土しています。しかし一般にはなかなか報道以上の情報 を知る機会はありません。本展は、近年、日本全国で発掘された話題の考古資料を一堂にご紹介するもので、江戸東京博物館を皮切りに、九州国立博物館、新潟 県立歴史博物館など2007年2月まで日本全国7ヵ所を巡回します。
本展で、最も注目すべき、遺跡をいくつかご紹介すると、国内最大級となる総重量400キログラムの石人(武人をかたどった石の埴輪)が完全 な形で発掘された鶴見山古墳(福岡県八女市)、多数の形象埴輪が発見され大和政権の祭祀を採用していたと考えられる百足塚(むかでづか)古墳(宮崎県新富 町)、北部九州の沿岸防衛のために甲斐国(現山梨県)から集められた防人(さきもり)に関する木簡が出土した中原遺跡(佐賀県)などが挙げられます。 さらに、本年は「遺跡でたどる国際交流」でテーマ展示を行い、出土品から、周辺の国や地域との交流の影響を受けた日本列島の文化を展望いた します。また、東京会場(当館)の地域展示コーナーでは、下布田(しもふだ)遺跡出土の土製耳飾り(国指定重要文化財)をはじめとする、江戸東京たてもの 園所蔵の考古資料をご覧になれます。考古ファンならずとも必見の展覧会です。
なお本年は、「発掘された日本列島2006-新発見考古速報展-」を常設展示室内で開催することとなり、小学生・都内在住・在学の中学生は無料でご覧いただけるようになりました。ぜひご家族連れ、学校見学でお出かけください。
開催期間 | 2006年6月20日(火)~7月23日(日) 計30日間 |
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開催場所 |
東京都江戸東京博物館 5階 常設展示室
JR総武線両国駅西口より徒歩3分 |
休館日 | 毎週月曜日(7月17日は開館、翌日休館) |
開館時間 | 午前9時30分~ 午後5時30分(土曜は 午後7時30分まで。入館は閉館の30分前まで。) |
出品点数 | 約1000点(地域展示コーナー含む) |
観覧料金 | 常設展観覧料でご覧になれます。 |
主催 | 文化庁、財団法人東京都歴史文化財団、東京都江戸東京博物館 |
共催 | 全国公立埋蔵文化財センター連絡協議会、全国埋蔵文化財法人連絡協議会 |
事務局 | (財)とちぎ生涯学習文化財団埋蔵文化財センター |
特別協力 | 朝日新聞社 |
協力 | インターネットミュージアム事務局 |
後援 | NHK |
協賛 | (株)ジャパン通信情報センター、(株)東都文化財保存研究所 |
【富士石遺跡 石製垂飾品】 |
【中屋サワ遺跡 |
【高知城跡伝下屋敷跡 |
テーマ展示「遺跡でたどる国際交流」 |
講師 | 水野正好(財団法人大阪府文化財センター理事長) |
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日時 | 2006年7月1日 午後1時~午後2時30分 |
場所 | 東京都江戸東京博物館1階ホール |
参加費 | 参加費無料(定員400名) 当日先着順 |
講師 | 文化庁文化財調査官 |
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日時 | 2006年7月8日(土)、7月15日(土)、7月23日(日) いずれも午後1時~午後2時 |
場所 | 東京都江戸東京博物館1階学習室2 |
参加費 | 参加費無料(定員30名) 当日先着順 |