企画展 5F

2007年04月10日(火)〜05月27日(日)

日露修好150周年記念

ロマノフ王朝と近代日本

ロマノフ王朝と近代日本

 

「日本のミカド睦仁」

「日本のミカド睦仁」

 

2005年の日露修好 150周年に際し、ピョートル大帝の時代から日露修好条約締結(1855年)を経た、近代日本とロシアの交流の歴史を、サンクトぺテルブルグの国立図書館が所蔵する貴重な写真、古文書、書簡、ドローイング、版画作品、書籍等約300点の資料で展観します。

東京都江戸東京博物館(東京・両国)では、平成19年4月10日(火)から5月27日(日)まで、「ロマノフ王朝と近代日本」展を開催いたします。

日本とロシアの国交樹立のため、初めて日本に遣わされた外交官ニコライ・レザノフ関連史料、またクルーゼンシュテルンの日本航海中に描かれた絵画作品、その他、ニコライ2世来日時にロシアカメラマンにより撮影された写真アルバムなどの史料により、近代日露交流の歴史をたどります。

特に、革命前のロシアに関する写真及び資料は、ソ連邦の時代、国内外に向けて公開されることはありませんでした。ロシア国立図書館の全面的な協力により、近代日露交流をテーマとした所蔵品の日本初公開が実現します。

常設展示室内ではロシア正教の建物で東京のランドマークの一つともなったニコライ堂の大型模型が常設で展示されており、本展覧会に合わせ、特集展示「ニコライと日露戦争の時代」(仮称)を開催し、ニコライ堂や、日露戦争関係の館蔵資料を展示します。なお、1階企画展示室では特別展「ロシア皇帝の至宝展~世界遺産クレムリンの奇跡~」(会期:平成19年3月20日~平成19年6月17日)を開催しております。ぜひ、合わせてご覧下さい。

開催概要

開催期間 2007年4月10日(火)~5月27日(日)
会場 5階第2企画展示室
休館日 毎週月曜日(ただし、4月30日、5月14、21日は開館)
開館時間 午前9時30分~午後5時30分(土曜は午後7時30分まで。入館は閉館の30分前まで。)
観覧料金 常設展観覧料でご覧になれます。
主催 東京都歴史文化財団東京都江戸東京博物館、読売新聞東京本社、美術館連絡協議会
後援 ロシア連邦大使館、ロシア国際文化科学協力センター
協賛 ライオン、清水建設、大日本印刷
協力 ルフトハンザ航空、ルフトハンザカーゴAG
企画協力 株式会社アートインプレッション

 

 

エイネム製菓チョコレートポスター

エイネム製菓チョコレートポスター
1900年ロシア国立図書館所蔵

「日本のミカド睦仁」

「日本のミカド睦仁」
1904年ロシア国立図書館所蔵

ニコライ2世 載冠式午餐会メニュー

ニコライ2世 載冠式午餐会メニュー
1896年 石版画

 

「ロシアが日本と戦争に」

「ロシアが日本と戦争に」
1904年ロシア国立図書館所蔵

「日本人の容貌」

「日本人の容貌」
1803-13年ロシア国立図書館所蔵

 

「東京より打電」

「東京より打電」
ロシアの雑誌(1904年)より石版画

「人力車に乗られる皇太子殿下」

「人力車に乗られる皇太子殿下」
1891年ロシア国立図書館所蔵

関連事業

ミュージアムトーク

日付 4月27日(金)・5月4日(金)
開始時間 午後4時~午後4時30分
集合場所 5階常設展示室 日本橋下集合