2019年8月〈東京ゾーン〉の展示替えをおこないました!

2019.08.09展覧会・常設展

8月展示替情報 東京ゾーン

常設展示室(5階)で展示替を行い、8月6日(火)から新たに資料を展示しています。

主な資料を紹介します。

 

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(1)「諸工しょこう職業しょくぎょうくらべ 諸車しょしゃ製造之図」

 Competition of various professions : vehicle manufacturers

展示コーナー:T3 産業革命と東京 商工業の都市コーナー

展示期間:2019年8月6日(火)~9月1日(日)

1879年(明治12)

静斎年一/画 木曽直次良/版

 

 人力車は旧福岡藩士の和泉いずみ要助ようすけらによって発明され、1870年(明治3)に東京府の許可を得て、製造と営業が行われました。

 製造業者の秋葉大助は人力車をさらに工夫改良して、販売を拡げていきました。素朴な箱形であった車体は、乗降に工夫を加え、完成された形となりました。本資料は、銀座に構えた秋葉商店の店先を描いています。同じコーナーの模型「銀座煉瓦街」のなかの朝野新聞社の並びに秋葉商店がありますので、こちらもぜひご覧ください。

 

 

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(2)「かみける女」

  Woman combing her hair

展示コーナー:T4 市民文化と娯楽 東京文化展望コーナー

展示期間:2019年8月6日(火)~9月1日(日)

1920年(大正9)

橋口五葉/画

 

 本作品は橋口五葉の新版画の中でも傑作として知られる作品です。女性の白い肌や、浴衣の風合い、黒髪の質感などがよく表現されています。

 背景には、キラ摺りが用いられています。地色を摺った上にキラ摺りを重ねる、浮世絵版画の伝統的な技法で、摺りあがった紙の表面には、美しい光沢が現れます。髪の一筋、一筋、着物の模様などに彫りの技巧が発揮されています。

 

 

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(3)ララ物資で支給された幼児服と共布の帽子

  Infant’s wear : overall and cap (LARA relief supplies)

展示コーナー:T8 よみがえる東京 占領下のTOKYOコーナー

展示期間:2019年8月6日(火)~11月4日(日)

[1950年(昭和25)]

 

  第二次世界大戦後、空襲による被災、物資不足等で疲弊する日本に向けて、1946年(昭和21)11月、アメリカの民間団体、アジア救援公認団体(LARA)から、食糧、衣料品、日用品、医薬品などの救援物資が大量に届けられました。LARAの設立にはサンフランシスコ在住の浅野七之助を中心とする在米日系人の献身的な努力がありました。その活動に、滞日経験のある牧師らが協同して公認団体の認可をとり、衣料品は洗濯、つくろい後、靴も修繕してから荷積みされました。援助は1952年(昭和27)まで続きました。

 

19年8月展示替えマップ東京ゾーン