2012.12.11(Tue)〜2013.01.27(Sun)
2012.12.11(Tue)〜2013.01.27(Sun)
笑顔のもとには幸福がやってくると言われ、笑うことは健康にも良いとされています。いつの時代も、人々の笑顔は心を温かくしてくれます。
この展覧会では、元気な笑顔や優しい笑みを浮かべる人達、おめでたい縁起物である七福神が描かれた錦絵などを集め、その他にユーモアのある表情を取り入れた版本や玩具を展示し、お正月を迎える展覧会らしく楽しい雰囲気を伝えます。
「笑う門には福来る」の言葉のように、新しい一年を様々な笑顔でお迎えし、皆様に福を招いていただきたいと思います。
会期 | 2012年12月11日(火)~2013年1月27日(日) | ||||||||||
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会場 |
江戸東京博物館 常設展示室5階 第2企画展示室 (東京都墨田区横網1-4-1)
・JR 総武線 両国駅西口、徒歩3分 |
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開館時間 | 午前9時30分~午後5時30分 土曜日は午後7時30分まで (入館は閉館の30分前まで ) |
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休館日 | 12月17日、1月7日、年末年始(12月25日~1月1日) | ||||||||||
主催 | 東京都、東京都江戸東京博物館 | ||||||||||
観覧料金 | 常設展観覧料でご覧になれます。
※中・高・大学・専門学校生の方は学生証を、65歳以上の方は年齢を証明するもの(健康保険証・運転免許証など)のご提示をお願いいたします。
※( )内は 20 人以上の団体料金。いずれも消費税込み。
*次の方は常設展観覧料が無料です。
※毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上の方は常設展観覧料が無料です。年齢を証明できるものをお持ちください。(特別展の料金は展覧会ごとに定めます。)
※特別展の会期中は、お得な特別展・常設展共通観覧券もございます。 |
子供はよく遊びよく学び、時にいたずらをして大人を困らせますが、何事にも好奇心いっぱいです。江戸時代の子供たちは、四季の年中行事や季節の遊びを楽しんだり、寺子屋で学んだりして毎日を過ごしていました。子供たちの純粋な笑顔や笑い声は、周りの人々を元気にしてくれます。
また、そんな子供たちを見守る温かいまなざしには、いつの時代も変わらない幼子への深い愛情が感じられます。
風俗三十二相 かわゆらしさう |
江都新大橋雪乃朝タ(あした)子供遊の図 歌川貞虎 /画 |
おめでたい存在として知られる七福神。特に宝船に乗った七福神は、初夢の縁起物として人気を得ました。そして七福神の中の一人である恵比寿は、目を細めて笑う表情を題してえびす顔ともいうように、笑顔の神様として知られ、江戸時代では商いの神様としても人々に親しまれてきました。
その他、穏やかな笑顔を浮かべるお多福や、有卦絵(うけえ)の福助など、笑いをモチーフとして表現し、福を招くものが多くありました。
七福人宝遊 |
七福人宝之入船 |
近世から近代にかけて、笑いは、メディアを介して庶民の生活に受容されていきます。なかには当時の世相を風刺的に表したものもありますが、そこに描かれたコミカルな表情やユーモア豊かな発想は、現代の私たちが見ても遊び心をくすぐられます。
また、昨今ゲーム機などの普及により、あまり見かけなくなった福笑いは、伝統的なお正月の遊びです。出来上がった顔のユニークさを楽しみます。
北斎漫画 葛飾北斎/画 江戸末期 |
展覧会担当者による展示解説を行います。
日時 | 1月4日(金)・11日(金) 各日とも午後4時から30~40分程度 ※申込不要 |
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場所 | 常設展示室5階第2企画展示室にお集まりください。 |
「笑い」や「福」に関する言葉をしたためます。
完成作品は第2企画展示室特設コーナーに展示!(1月27日(日)まで)
実施日 | 1月2日(水)・3日(木) |
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時間 | 11:00~15:30 (受付:終了10分前まで) |
会場 | 5階常設展示室 体験コーナー |
参加料 | 無料(常設展観覧券は別途必要) |
お申し込み方法 | 当日受付 |