2012.02.21(Tue)〜2012.05.20(Sun)

特輯展

太陽の塔 黄金の顔

 

1970年(昭和45)、大阪で開催された日本万国博覧会(以下万博)のテーマ館のシンボルとして太陽の塔が建造されました。日本を代表する芸術家の一人である岡本太郎の制作によるもので、博覧会終了後も万博公園に残されました。直径11mをはかる黄金の顔は未来を表し、太陽の塔の上部に設置されました。万博会期中は両目にキセノン灯光器を設置して点灯し、来場者の人気を集めました。 1992年、改修のために取り外した黄金の顔(独立行政法人日本万国博覧会記念機構所蔵)を、当館特別展「ザ・タワー ~都市と塔のものがたり~」開催にあわせて、当館常設展示室内に展示します。東京では初公開となります。また、東京ゾーン「よみがえる東京」のコーナーでは、戦後復興の象徴となった東京オリンピックを経て開催された「世紀の祭典」としての万博とその時代を関連資料によりふりかえります。

 

特別展「ザ・タワー~都市と塔のものがたり~」関連企画

開催概要

会期 2012年2月21日(火)~5月20日(日)

*「ザ・タワー」展とは会期が異なります。ご注意ください。

場所 江戸東京博物館 常設展示室5階 日本橋下 及び 東京ゾーン「よみがえる東京」コーナー
(東京都墨田区横網1-4-1)
電話番号:03-3626-9974(代表)

 

・JR 総武線 両国駅西口、徒歩3分
・都営地下鉄大江戸線「両国駅(江戸東京博物館前)」A4出口、徒歩1分
・都バス:錦 27 ・両 28 ・門 33 ・墨 38 系統、墨田区内循環バス「すみだ百景すみまるくん・すみりんちゃん(南部ルート)」「都営両国駅前(江戸東京博物館前)」下車、徒歩3分

開館時間 午前9時30分~午後5時30分  土曜日は午後7時30分まで
(入館は閉館の 30 分前まで )
休館日 毎週月曜日(ただし、4月30日、5月7日、5月14日は開館予定)
主催 公益財団法人東京都歴史文化財団、東京都江戸東京博物館
観覧料金 特別展「ザ・タワー」(平成24年2月21日~5月6日(日)との共通観覧券(当日・前売)がお得です。
ぜひ、両方の展覧会をご覧ください。

観覧料(税込) 常設展当日券 特別展・常設展
共通当日券
特別展・常設展
共通前売券
一般 600円(480円) 1,520円(1,210円) 1,300円
大学生・専門学校生 480円(380円) 1,210円(960円) 1,040円
中学生(都外)・高校生・65歳以上 300円(240円) 760円(600円) 650円

 

※中・高・大学・専門学校生の方は学生証を、65歳以上の方は年齢を証明するもの(健康保険証・運転免許証など)のご提示をお願いいたします。

 

※(  )内は 20 名以上の団体料金。

 

※次の場合は観覧料が無料です。

未就学児童、身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)。(入館の際は障害者手帳等のご提示をお願いします。)

 

※小学生と都内に在住・在学の中学生は、常設展観覧料が無料です。

 

※前売券は平成24年2月20日まで販売。2月21日以降は当日料金で販売。

※特別展「ザ・タワー」終了後は、特別展・常設展共通券の販売はいたしません。

 

※特別展・常設展共通券(当日券・前売券)取扱:江戸東京博物館、ローソン、セブン-イレブン、ファミリーマート、サークルKサンクス他。手数料がかかる場合がございます。 常設展当日券取扱:江戸東京博物館のみ。

 

※毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上の方は観覧料が無料です。年齢を証明できるものをお持ちください。(特別展の料金は展覧会ごとに定めます。)

関連企画

東京スカイツリー完成記念特別展
「ザ・タワー~都市と塔のものがたり~」
会期:2012年2月21日(火)~5月6日(日)
東京都江戸東京博物館 1階展示室

 

3つの都市-パリ・東京・大阪に生まれたエッフェル塔、凌雲閣、初代通天閣の3つの塔に焦点をあて、人々が記憶をおりなしてきた「都市と塔のものがたり」のさまざまを紹介。

 

「浅草公園凌雲閣登覧寿語六」

「浅草公園凌雲閣登覧寿語六」
(あさくさこうえんりょううんかくとうらんすごろく)
歌川国貞(3代) 明治23年(1890)
江戸東京博物館蔵

主な出品作品

「太陽の塔」縮尺:50分の1

「太陽の塔」
縮尺:50分の1
川崎市岡本太郎美術館所蔵

「太陽の塔断面図」

「太陽の塔断面図」
独立行政法人日本万国博覧会記念機構所蔵
高さ70mの太陽の塔は、空中(未来)、地上(現代)、地下(生命)の三層で音と光とモニュメントによる展示が行われ、塔中心部には「生命の樹」が空間を貫いた。また、塔内のエスカレーターと横に広げた腕が空中ゾーンへの交通手段にもなっていた。

 

「黄金の顔の目玉電球」

「黄金の顔の目玉電球」
独立行政法人日本万国博覧会記念機構所蔵
黄金の顔には博覧会会期中、3.6kwのキセノンライトによる投光機が設置され、その閃光は話題を呼んだ。平成22年3月、電球をLED に変えて閉会以来40年ぶりに点灯された。今回は、博覧会当時点灯していたキセノンライトの電球を展示する。

「日本万国博覧会 公式ポスター」

「日本万国博覧会 公式ポスター」
福田繁雄デザイン
独立行政法人日本万国博覧会記念機構所蔵

関連事業

「太陽の塔 黄金の顔」展ワークショップ  なりきり☆太陽の塔!!

常設展示室では特集展示「太陽の塔 黄金の顔」(2月21日~5月20日)を開催しています。展示している岡本太郎制作のオリジナル「黄金の顔」にちなみ、世界で一つの「顔のお面」を作ります。完成したら、参加したお面をかぶって、記念写真を撮りましょう。

※詳細チラシはこちら

 

★キミだけの顔を作ってみよう!

日時 2012年3月28日(水)  ①11時00分、②13時30分、③14時30分
※受付は各回開始時間15分前
所要時間 約50分 ※撮影した写真は体験コーナーに展示します。
場所 常設展示室5階 体験コーナー
対象 小学1年生以上~一般
定員 各回20人(定員になり次第締切)
参加費 無料
※保険加入必要(費用は当館負担)
事前申込 不要(当日受付 先着順)

 

ミュージアムトーク

※担当学芸員が解説します。
2012年2月24日(金)、3月2日(金)、5月4日(金)、5月11日(金) 日本橋下集合
(各日とも 16時から30~40分程度。 申込不要)