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2012.02.18(Sat) 13:00〜17:00

平成23年度 東京都江戸東京博物館都市歴史研究室シンポジウム

江戸時代の芝地域の地図画像

江戸時代の芝地域は、愛宕山、増上寺、芝神明(芝大神宮)など数多くの名所でにぎわっていました。「芝」は室町時代の『廻国雑記』にもみられる地名ですが、近世以降は江戸全体を見渡す眺望の地であった愛宕山、徳川将軍家の霊廟や三解脱門のある増上寺など、江戸名所の一つとして広く知られるようになります。また、芝神明では正保2年(1645)より宮地芝居の興行がおこなわれ、その門前では錦絵を売る本屋もあり、盛り場としての賑わいをみせていました。本シンポジウムでは、この盛り場としての特色に注目しつつ、両国や浅草とは違った賑わいをみせた芝地域について考えます。近代以降も公園地化や東京タワーの建設などがみられ、街の様相も大きく変わります。江戸から東京への時代の移り変わりの中で、芝地域がどのように変容し、また新しい街を形成していったのか、その過程を跡づけ、芝地域を考えるシンポジウムを開催いたします。

 

芝地域を考える -愛宕山・増上寺・芝神明-

日時 平成24年2月18日(土)13:00~17:00
会場 東京都江戸東京博物館1階ホール
定員 300名・事前申込制・入場無料
申込方法 往復ハガキに、住所、氏名(ふりがな)、電話番号を明記の上、下記の申込先に郵送して下さい(1 枚につき1名のみ)。 申込者多数の場合は抽選を行います。申込締切は平成24年1月31日(火)(消印有効)です。
申込先 〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1 東京都江戸東京博物館 都市歴史研究室シンポジウム担当係
問合せ TEL:03-3626-9974(総合案内)

 

タイムスケジュール

13:00 ~ 13:05 開会挨拶 小澤 弘(江戸東京博物館)
13:05 ~ 13:20 趣旨説明 石山秀和(江戸東京博物館)
13:20 ~ 13:50 報告 鈴木俊幸(中央大学)
「絵は神明前~芝の絵草紙屋~」
13:50 ~ 14:20 報告 佐藤かつら(鶴見大学)
「芝神明と宮地芝居について」
14:20 ~ 14:35 休憩
14:35 ~ 15:05 報告 佐藤紘司(NHK放送博物館)
「芝愛宕山の移りかわり~ JOAK ・東京放送局の設立~」
15:05 ~ 15:35 報告 高山 優(港区立港郷土資料館)
「芝公園と芝増上寺」
15:35 ~ 15:50 休憩
15:50 ~ 17:00 パネルディスカッション
報告者+コメンテーター 市川寛明(江戸東京博物館)、米山 勇(江戸東京博物館)
17:00 終了