2004.05.11(Tue)〜2004.06.27(Sun)
2004.05.11(Tue)〜2004.06.27(Sun)
歌舞伎役者市川團十郎の名は、元禄時代の初代から今日の十二代目まで、江戸東京の歌舞伎史の中で、重要視され親しまれてきました。 代々の團十郎が、新しい芸や作品を創造しながらも祖先から伝わる芸を大切に守り伝え、人気・実力を兼ね備えた名優であったからです。
海老蔵の名は、初代團十郎の幼名にはじまります。 今日では海老蔵から團十郎へと順に襲名していきますが、江戸前期の二代目團十郎、江戸後期の七代目團十郎ともに、跡継ぎに團十郎の名を譲ってから海老蔵を名のっています。
この度、十一代目海老蔵襲名にあたり、同時代に團十郎・海老蔵の大きな名跡が揃います。 それを祝し、錦絵・版本など、代々の團十郎・海老蔵に関する資料や、「助六」「暫」など市川家ゆかりの演目の資料を、館蔵品の中から紹介します。
会期 | 2004年5月11日(火)~6月27日(日) 展示替あり 前期:5月11日(火)~30日(日) 後期:6月1日(火)~27日(日) |
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場所 | 5階常設展示室内 「第2企画展示室」 ※常設展観覧料のみでご覧いただけます。 |
「勧進帳」 河原崎三升(九代目團十郎)の弁慶 <中央> 豊原国周画 1872年(明治5) 資料番号 89200814 前期展示 |
九代目團十郎の「鏡獅子」 豊原国周画 1893年(明治26) 資料番号 91210462 後期展示 |
海老宝船図 八代目團十郎・五代目海老蔵筆 五代鳥居清満画 資料番号 91212321 全期展示 |
五代目團十郎の助六 勝川春章画 資料番号 89204054 後期展示 |
七代目市川團十郎の「暫」 初代歌川豊国画 1813年(文化10年) 前期展示 |
開催日 | 5月28日・6月18日(金)午後4時~午後4時30分 |
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集合場所 | 5階常設展示室、日本橋下集合 |
開催日 | 6月3日(木)午後2時~午後3時30分(開場午後1時30分) |
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定員・料金 | 当日先着順 500円 |
会場 | 江戸東京博物館1Fホール |