2006.01.02(Mon)〜2006.02.05(Sun)

特輯展

夢大からくり展

1日3回このような実演を行っています。(1月6日の実演の様子)

1日3回このような実演を行っています。
(1月6日の実演の様子)

からくり実演の後は、お年玉プレゼント抽選もあります!

からくり実演の後は、お年玉プレゼント抽選もあります!

 

百五十年の眠りからよみがえった田中久重の幻の最高傑作「文字書き人形」 からくり人形百四十体、

秘蔵時計コレクションなど初公開の名品が勢ぞろい!

 

文字書き人形

文字書き人形
田中久重作
1840~50年 東野進氏蔵

 

江戸東京博物館では、新年1月2日より特別開館し、常設展示室で「夢大からくり」展を開催する運びとなりました。 本展では、「からくり儀右衛門」こと東芝の創業者田中久重による幻の最高傑作「文字書き人形」が、約150年ぶりにアメリカから日本へと里帰りし、完全修復後、初公開となります。精巧なカムの働きによる、生けるがごとく見事な筆遣いを、新年に披露いたします。「寿・松・竹・梅」の漢字を流暢に書く新春書初めをご覧ください。 そのほかにも、未公開からくり人形40体や、江戸時代のからくり師による珍しい科学機器、時計など、本展限り二度と公開されない名品の数々が勢ぞろいします。「文字書き人形」など、一部からくりについては、実演を行い、現代の「技術大国日本」の礎となっている、江戸時代の職人のハイレベルな科学技術を紹介します。

 

【からくり実演】

「文字書き人形」と「弓曵き童子」そろっての夢の競演実演は二度とご覧に なれません。 他にも、世界最小からくり、砲術、エレキテル、からす天狗、弓射り、茶運びなどの実演をご覧になれます。

■ 実演時間(約30分):①10時30分(1月2、3日を除く)~、②14時30分~、③16時00分~

開催概要

開催時期 2006年1月2日(月)~2月5日(日)
会場 江戸東京博物館 6階常設展示室
休館日 毎週月曜日 *ただし1月2日、9日、16日は、開館
開館時間

2006年1月2日(月)、1月3日(火)
午前11時~午後5時30分

2006年1月4日(水)より通常開館
午前9時30分~午後5時30分(木・金曜日は20時まで)

主催 東京都、 東京都江戸東京博物館 日本からくり研究会
特別協賛 TOSHIBA
出品点数 約200点
入館料 常設展専用観覧料でご覧になれます。

 

世界最小からくり

世界最小からくり
現代
東野進氏作・蔵

万年自鳴鐘(複製品)

万年自鳴鐘(複製品)
田中久重作
株式会社東芝蔵

覗きからくり

覗きからくり
1908年
東野進氏蔵

 

関連事業

シンポジウム

「江戸のからくり人形-江戸の職人と科学技術」

「からくり」をテーマに、江戸時代から現代の日本の科学技術について展望します。
ふるってご参加ください。入場無料。

 

日時 2006年1月11日(水)
午後2時~午後4時(開場午後1時30分)
場所 江戸東京博物館 1階ホール
パネリスト 立川昭二(北里大学名誉教授)
池田萬助(博物館さがの人形の家館長)
東野進(日本からくり研究会理事長)
司会 小林淳一(江戸東京博物館事業企画課長)
当日受付 定員400名