2010.08.04(Wed)〜2010.09.26(Sun)
2010.08.04(Wed)〜2010.09.26(Sun)
今から 65 年前。 1945 年(昭和20)からはじまる 10 年間は、東京にとってまさに激動の時代でした。同年3月の大空襲から、終戦、占領、そして講和を経ての独立。それは都市や市民生活が大きな転換期を迎え、現在の私たちのライフスタイルが形作られる時期ともなりました。占領と復興という過程から、多くのものが生み出され、取り入れられていったのです。 本展は、当時貴重であったカラーフィルムをもちいた写真・映像などにより、昭和20年代東京の姿を鮮やかによみがえらせるもので、多くの資料が初公開となります。この展示から、苦難を乗り越え東京の復興を目指す人々が描いた夢や憧れを感じていただき、私たちの未来を見つめなおす機会になれば幸いです。
<>p「日本劇場付近の光景」 |
「畑をたがやす女性」 |
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「ヤミ市で買い物をするアメリカ兵」 |
会期 | 2010年8月4日(水)~9月26日(日) | ||||||||||
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開催場所 | 江戸東京博物館 常設展示室5階 第2企画展示室 | ||||||||||
開館時間 | 午前9時30分~午後5時30分(土曜日は午後7時30分まで) ※入館は閉館の30分前まで |
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休館日 | 毎週月曜日休館(ただし 9月13日(月)、9月20日(月・祝)は開館。 | ||||||||||
主催 | 東京都 東京都江戸東京博物館 | ||||||||||
観覧料金 | 常設展観覧料でご覧になれます。
※( )内は 20 人以上の団体料金。いずれも消費税込み。
※次の場合は常設展観覧料が無料です。
※特別展の会期中は、お得な特別展・常設展共通観覧券もございます。 |
空襲の爪痕が残る東京の情景と、そこから復興へ向け力強く歩き始めた人々の姿を、貴重なカラー映像と写真、当時の生活を支えた品々から展観します。
「仮駅舎の新宿駅」 1945 年(昭和 20 ) |
「焼夷弾の尾翼を加工した電熱器」 |
GHQ の進駐により、6年8ヶ月に渡り占領下に置かれた東京。占領へといたる過程と、なかば異国のように変貌した東京の姿を、当時の資料から振り返ります。
「 PX となった服部時計店」 1945 年(昭和20) |
「接収された第一生命ビル」1951年(昭和26) |
焼け野原となった東京を、理想の都市へと生まれ変わらせるべく掲げられた戦災復興計画。その広報のため製作された映画『二十年後の東京』を中心に、計画の全容と結末、そして実際の復興過程を紹介します。
映画『二十年後の東京』 1947年(昭和22) 東京都都市計画課 / 製作 |
占領期、米兵たちは復興を遂げる東京と人々の生活を見つめ、一方日本人は、垣間見える豊かなアメリカの姿を、憧れを持って見つめます。その憧れは、日本を高度成長へと導く原動力ともなりました。それぞれの眼差しが交錯する占領下の東京を展観します。
「新丸ビルの建築風景」 |
「紙芝居屋に集まる子ども」 |
占領期が終わり、復興から経済成長へと向かう時代の移り変わりを、当時の世相・流行を示す資料や、日本人の手によるカラー写真などから辿ります。
「答弁する吉田茂」 |
「昭和 29 年の神田祭」 1954年(昭和29)5月 |
詳細 | 「写された戦後東京 ―米兵達の記録から―」……沓沢博行(当館学芸員) 展覧会の中心となっている占領期のカラー写真・映像について、撮影された背景や被写体に関する解説も交えながらお話します。 日時: 場所:江戸東京博物館1階会議室(定員130名) |
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詳細 | 担当学芸員による展示解説を行います。 常設展示室5階・日本橋下にお集まりください。 日時:8月13・20日、9月10・17日(各金曜日)16時から30分程度 終了しました。 |
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