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2016.12.04(Sun) 15:00〜16:30

伝統芸能フォーラム
狂言 大蔵流「附子(ぶす)」・「居杭(いぐい)」開催のお知らせ(12/4)

東京都江戸東京博物館では、江戸東京の伝統芸能に触れる機会を多くの人に提供すると共に、伝統文化の発展と継承を目指し、毎年、公演事業「伝統芸能フォーラム」を開催しております。今年は2016年12月3日(土)、4日(日)に、能と狂言を上演いたします。

 

初日は能、2日目は狂言の公演です。公演当日は、能・狂言入門の解説本を配布するほか、公演の直前に演目の簡単な解説も行い、能と狂言を初めて鑑賞する方にもわかりやすい公演です。
初心者や海外の方にもお楽しみいただけるよう、日英字幕付きで上演いたします。 
能楽公演についてはこちらをご覧ください。

 

2日目の狂言公演では、江戸東京博物館で2016年11月23日(水・祝)から開催する特別展『戦国時代展 A Century of Dreams』にちなみ、豊臣秀吉、徳川家康、前田利家の3人が演じたという記録の残る狂言『居杭』を上演します。

また、当公演のチケットをお持ちの方は、常設展示室を公演日当日に限り無料で、特別展『戦国時代展 A Century of Dreams』 を会期中2割引きでご覧いただけます。
初心者・海外の方にも日本の伝統文化を身近に感じ、親しんでいただけるまたとない機会です。是非、ご来館ください!

 

公演の様子

提供:「キッズ伝統芸能体験」事務局     ©荒巻薫里

 

 狂言 大蔵流「附子(ぶす)」・「居杭(いぐい)」 

開催日時

2016年12月4日(日)

15:00 開演(14時30分開場)
15:00 狂言 大蔵流「附子(ぶす)」 (約50分)
解説・謡体験
休憩(15分)
16:05 狂言 大蔵流「居杭(いぐい)」(約25分)
16:30 終演(予定)
開催場所

江戸東京博物館 1階 ホール (全400席)

チケット

全席自由2,000円 高校生以下1,000円 (チケット販売開始:10月15日(土)より)
※当日券は当館1階ホール前にて13:00から販売いたします。(なくなり次第販売終了)

 

【チケット購入】
①江戸東京博物館 1階ミュージアムショップ
②観劇ポータルサイトConfetti(カンフェティ)チケット予約 
Web予約 http://confetti-web.com/
電話予約 カンフェティチケットセンター 0120-240-540(平日10:00-18:00)

あらすじ

 狂言 大蔵流「附子(ぶす)」

「これは附子という猛毒が入った桶だから決して近づかないように」と言い残して用事に出かけた主人。留守番を言い渡された召使、太郎冠者と次郎冠者は、言いつけを破り、怖いもの見たさで猛毒附子に挑みます。苦労しながらも、とうとうふたを開けてしまった二人の運命は?狂言の要素、謡・舞、喜怒哀楽が盛り込まれた秀作です。

 

狂言 大蔵流「居杭(いぐい)」

なにかと目をかけ可愛がってはくれるものの、可愛さあまって挨拶がわりに頭を叩く男に迷惑をしていた少年・居杭。困り果て、観世音に願をかけたところ、頭を叩かれずにすむという不思議な頭巾を授かります。半信半疑ながらかぶってみると、なんと居杭は透明人間に!居杭は姿が見えないのを良いことに、いたずらの限りを尽くします。姿の見えない居杭を探すために呼び止められた占い師。さて、占い師の腕前やいかに!?その昔、豊臣秀吉、徳川家康、前田利家の3人が演じたという記録のある狂言「居杭」。子方(子役)の奮闘がかわいらしいファンタジー作品です。