
2022/01/20展覧会・常設展
1月展示替情報 東京ゾーン
常設展示室(5階)で展示替を行い、1月12日(水)から新たに資料を展示しています。
おすすめの資料を紹介します。
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① 『正月元日(LE JOUR DE L’AN)』 New Year's Day 展示コーナー:T2 開化の背景 庶民の日常コーナー 展示期間:2022年(令和4)1月12日(水)~3月31日(木) 1890年(明治23) ジョルジュ・ビゴー/画
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フランス人画家ジョルジュ・ビゴーは、1882年、日本美術を研究するために来日し、当時の日本に生きる人々を中心に、多様な職種、娯楽や年中行事の様子など、様々な情景を描きました。そこには、華やかな文明開化だけではなく、江戸時代から続く庶民の日常風景もうかがえます。本作は、暮れから正月にかけての庶民を描いた石版画集。 |
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② 大正震火災木版画集 焼残りたる浅草観音堂 Kannon-do Standing after the Fire, Senso-ji Temple, Asakusa 展示コーナー:T5 関東大震災 大震火災コーナー 展示期間:2022年(令和4)1月12日(水)~2月13日(日) 1923年(大正12)頃 西澤 笛畝/画 画報社/発行
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関東大震災の被害状況やその後の救護活動、人々の生活の様子を描いた画集。6人の画家がそれぞれ6図を制作し、全36図で一揃いとなっています。 震災により、下町屈指の繁華街だった浅草も甚大な被害を受けました。しかし、その中心である浅草寺では、木造の山門、本堂、五重塔が奇跡的に焼け残りました。「浅草の観音様」は、復興に向かう人々の心の支えとなりました。 |
③ 不二家 ペコちゃん
Fujiya “Peko-chan”
展示コーナー:
T10 現代の東京 変化を続ける東京(1960-2010)コーナー
展示期間:2022年(令和4)1月12日(水)~3月31日(木)
不二家/製
1960年代には、販売促進を目的として、企業のマスコット・キャラクターが次々と登場しグッズが作られました。また、テレビの普及とともに、マスコット・キャラクターを用いたCMも多く制作されました。