
2020/12/25展覧会・常設展
12月展示替情報 江戸ゾーン
常設展示室(5-6階)で展示替を行い、1月2日(土)から新たに資料を展示しています。おすすめの資料を紹介します。
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①、梨子地木目文梅鉢紋散刀筒(久松松平家伝来) Sword Container Used by Samurai to Carry a Sword while Traveling, with Pear-Skin Ground (nashiji) Lacquer Decorated with Wood Grain and Plum Blossom Patterns (Handed Down to the Hisamatsu Matsudaira Family) 展示コーナー:E1 江戸城と町割り 武家の文化コーナー 展示期間:2021年(令和3)1月2日(土)~2月21日(日) 江戸時代
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刀筒は、参勤交代などの道中で刀を持ち歩くとき刀を保護するためのものです。久松松平家の家紋である梅鉢紋が散りばめられ、立派な装飾が施されています。セットになる刀と拵と一緒に展示しています。 |
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②、大江戸年中行事之内 正月二日日本橋初売 Crows flocking to the Nihonbashi Bridge area on the 2nd day of the 1st month for the first sales of the year 展示コーナー:E6 江戸の四季と盛り場 江戸の四季コーナー 展示期間:2021年(令和3)1月2日(土)~1月24日(日) 1860年(万延1) 五雲亭貞秀/誌 丸屋徳造(蔵)/版
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1月2日の初売りの様子。夜明け前の日本橋北側を、俯瞰的な構図で描いています。松や竹の緑で飾られた街中を、大小の提灯を灯した大八車が品物を高く積み上げ行き交います。活気溢れる魚河岸からは、威勢の良い声が聞こえて来そうです。 |
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③、白綸子地矢来梅立木模様小袖 展示コーナー:E8 江戸の美 装いとかざりコーナー 展示期間:2021年(令和3)1月2日(土)~1月24日(日) 江戸時代中期(18世紀初期)
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17世紀から18世紀後半にかけて女性の小袖に流行した「立木模様」の典型的なデザイン。立木を配置するとともに、腰から下の部分に矢来を幹に添わせるように配します。 |