読み上げる 2018.05.30展覧会・常設展 5月展示替情報 江戸ゾーン 常設展示室(5階)で展示替を行い、5月29日(火)から新たな資料を展示しています。 その中から主な資料を紹介します。 男女一代婚礼だんじょいちだいこんれい寿語六すごろく A sugoroku (bord game) depicting the life of the men and women 展示コーナー:E2 町の暮らし 暮らしのさまざま 展示期間:2018年(平成30)5月29日(火)~同年6月24日(日) 落合芳幾/画 辻岡屋文助/版 1867年(慶応3)10月 江戸時代の男女の人生を題材にした双六。 子供の手習いを振り出しとして、様々な習い事、男性の元服や家督相続かとくそうぞくなどへ進んでいき、上がりは婚礼の儀式、三三九度さんさんくどと子供の成長を祝う七五三です。 「天竺舶来てんじくはくらい大象之図だいぞうのず」 A big elephant from India 展示コーナー:E6 江戸の四季と盛り場 江戸の盛り場 展示期間:2018年(平成30)5月29日(火)~同年8月26日(日) 歌川芳盛/画 上州屋金蔵/版 1863年(文久3) 天竺(インド)よりやってきた3歳の雌めす象が西両国広小路 (現中央区東日本橋)で興行こうぎょうを行うことを紹介した刷物です。 象の後ろには見世物みせもの小屋や幟のイラストも描かれています。 「当世遊里とうせいゆうり美人合びじんあわせ 辰巳艶たつみのえん」 A contest of Cotemporary Beauties of the Pleasure Quarters 展示コーナー:E8 江戸の美 浮世絵の世界 展示期間:2018年(平成30)5月29日(火)~同年6月24日(日) 鳥居清長/画 1782~84年(天明2~4) 辰巳(深川)芸者二人と荷物持ちの若い衆が座敷へ向かう場面。中心の女性は大 人の艶っぽさを、左の女性は娘らしさを残した風情で歩いています。「天明のヴィー ナス」と謳うたわれる美人画を得意とした鳥居清長の作品を特集します。 一覧に戻る