ワークショップ「番付をつくろう」が開催されました!

2016.06.22イベントレポート

6月19日(日)、江戸東京博物館常設展示室5階ミュージアム・ラボで、ワークショップ「番付をつくろう」を開催しました!以前、同じワークショップを開催したところ好評につき今回も行うことになりました。

 

ミュージアム・ラボの画像

 

ワークショップでは、事前に配られた番付表に書き込み、見立番付(みたてばんづけ)をつくります。見立番付は、相撲の番付になぞらえ、様々なテーマで順位をつけたもので、江戸時代に生まれました。
まずは、学芸員が番付のしくみや作りかたについて説明をします。みんな真剣に聞いていますね。

 


番付表について説明する学芸員の画像

 

説明が終わったら、さっそく番付表に書き込みます。
はじめに、何を番付するのか大テーマを書いて、次にこのテーマにそってどういうふうに分けるのか、小テーマを左右でふたつ考えます。考えたら、それらのテーマにそってランキングをしていきます。

 


ホワイトボードに貼られた番付表の画像

 

今回のワークショップでは、本物の番付表よりも枠(わく)を減らしたオリジナルの番付表を用意しました。

 


枠を減らした番付表の画像

 

みんな真剣にテーマを考え、番付表に書き込んでいましたね!
どんなテーマで番付をつくるのかな??

 


真剣に作成する様子の画像

 

体験中は、学芸員やスタッフが番付についてわかりやすく説明していきます。
相撲の番付ってこんなふうになっているんだね。

 

 説明する学芸員の画像

 

好きな動物や好きな本、旅行してみたいところなどなど、様々なテーマで番付表をつくってくれました。
こちらのお客様は好きなキャラクターでランキング!

 

 好きなキャラクターランキングの番付表の画像

 

こちらのお友達は好きなおかしというテーマで番付表をつくったんだね!
見事ふたりとも自分だけの番付表の完成だ!

 


番付け表を披露する画像

 

参加してくれたみんなとても上手に番付表をつくることができました。
最後に、番付について話をし、ワークショップを終了。番付ってどんなものか知ることができたかな?
参加のみなさんには、博物館の模型を対象にした番付表「えどはく番付」も配りました。
ぜひご自宅でも番付表をつくってみてくださいね。

 

 えどはく番付の画像

 

今回も賑やかで楽しいワークショップになりました!参加してくれたみなさん、ありがとうございます。
ワークショップ「番付をつくろう」は今後、9月18日、10月16日に開催します。
お子さんから、年配の方までどなたでも参加できるワークショップです。
ぜひご参加ください。お待ちしています!

 

※写真はすべて事前に掲載のご承諾を頂いております。